屋上のテロリスト (光文社文庫)

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著者 : 知念実希人
  • 光文社 (2017年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774653

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屋上のテロリスト (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読ませる文章なのだけれど,読ませる内容,ではない….主義主張もなく,陳腐.できれば本道である医療ミステリィに腰を落ち着けて頂きたい.

  • 知念氏の小説は初めてだったが、想像以上に文体が軽くて驚いた。キャラとかシーンの作り方は、ラノベやマンガ、映画だなぁと。漫画化したら3冊組くらいでよさげなものになりそう。軽く読めていい息抜きになった。

  • 伏線がわかりやすく提示されているので、これはこうなるんだろうな…と予想させるものがそれぞれあり、帯に煽られているように「騙された!」とは思わなかった。
    夏休みに上映するちょっと古風な青春映画……と言った感じのお話。

    あと、自分の出身のせいか、個人的に作中に描かれている核兵器へのイメージや扱いに、他県の人にはこんな感じなのかという関心が働いてしまっておりました。←なにか良い悪いがあると言うわけではないのですが。

  • もし日本が東西に分離統治されていたら。
    東西ドイツのように、統一出来ただろうか。そんなエンタメな小説。

  • 戦前に日本のポツダム宣言の受け入れが遅れて、日本が東西に別れてしまった架空の世界。

    高校生で西日本最大の財閥グループの総帥で、テロリストの紗希。死にたがりの平凡な高校生の彰人。東西日本の大統領と書記長と登場人物たち。こういう世界観の人物たちを見ていると個性がないと言うことはある意味、平和の象徴みたいなものに思えてしまう。

    東西の日本に別れてというのはアニメでも小説でも良くある話だけど、どうしても朝鮮半島の世界観になってしまう。仮面病棟の方が騙され感があるかな。それでも日本の行方も気になりましたし紗希と彰人の関係がどうなっていくのかも気になったり。

  • 現実離れした話だけど、楽しめた。

  • うーん 設定は面白くなる感じだったんだけど、なかなか感情移入できず。
    100回騙されるっていうのもなんでこんな煽り文句つけたんだ逆にがっかりしちゃうじゃないか、と思いました。普通に青春小説でいいのに。

    流れが想像できすぎるので、驚きはなかったものの、さらっと読めてちょっと感動。

    長岡と言えばあれだよねー。

  • 途中からハッピーエンドになりそうな感じが読み取れた。

  • 終戦が3カ月遅れた架空の日本の物語。朝鮮半島を彷彿とさせる東西分裂の日本で、一人の少女が立ち上がります。正直リアリティに欠けるエンターテイメント作品で、シリアスな展開も「そんなバカな」と思う部分も多々。でも少女の目論見がパズルを解くように次々に嵌っていく過程は気持ちが良く、ラストも気持ちのよい物でした。実際はこんなに巧く行くはずのない夢物語。でもだからこそ、いい夢見させてもらいました。

  • 少し甘い評価かもしれないが面白く読めたので星4です。
    この作家の以前に読んだ作品でも感じた事だが各事柄の深さが違っていて、成る程と思う場面とそれはないと苦笑してしまう場面がある。
    途中からハピーエンドが予想されてしまうが、何処かミスがあって残念な結果になってしまう所があった方が話しに面白みが出ると思う。
    ストーリーの設定は興味深いが流れがサラサラと行ってしまっている感じがした。
    それと読者は皆「?」と思うP326は誤植ですね。

  • いつもより薄っぺらい。医療系の話が無いからなのか。東西分裂の世界観も死にたがりの設定も読んでて馴染まない。それでも面白いし、粋なストーリーには感動したんですけどね!

  • うーん、何だか全てがリアリティ無さ過ぎて終始若干白けた気分。壮大な作り話は好きなんだけど、どうしてこれがイマイチなのかは自分でも謎。今の政治のウダウダを見ているとこういう人出てきてくれなかしら、と思わないでもないけれど、ぶっ飛びすぎていて、セリフの一つ一つも感情移入が出来なかった。死にたがりとか、ちょっと私はいらない。東西分断って、私は数十年後の日本だと思う時がある。賢い政治家を選びたい。今の日本では無理だけど。二階堂と曽根の会話だけは軽妙な所もあり好きでした。

  • ラノベっぽくて、厨二っぽい言い回しが満載。
    100回も騙されるってのはちょっと違うような。

  • ポツダム宣言を受諾せず、東西に分断された日本の姿を描いたエンタメ。うまくいきすぎというのは野暮だろう。

  • だいたい、予想通り。

  • 物語の設定は面白かったと思う。
    だけど、帯の煽り文句にあるような
    あなたは100回騙される、は
    言い過ぎなんじゃないかと…

  • 日本がドイツや朝鮮みたいに分断されたという斬新な場面設定と、話を動かしていたのが女子高生ということで引き込まれた。知念実希人、やはりおもしろい。

  • 新幹線に乗る前に、駅のコンビニで適当に購入。

    冒頭からライトノベル風だったのでどうなのかなと思いつつ、ほかにすることもないので読み進めていった。

    伏線が丁寧なのでビックリする展開はなかった。
    しかし思いがけずリアルな点と、途中からスピードアップする展開のためにおもしろく読み終えることができた。

    移動の時間を消してくれてありがとう。

  • ‪ミステリーの印象が強い著者だが本作はジェットコースター的展開のエンタメ小説。ポツダム宣言を受け入れず東西分断した日本という壮大な思考実験がまず面白い。一度は死を受け入れたはずの登場人物たちが再び生きようとするラストや伝染病・特攻作戦といったキーワードから裏テーマに命の尊さを見た。‬

  • とても面白かった。   
    いい物語を書くじゃあないか。   
    終いにゃ目が潤んでしまったよ。  
    やっぱりいいね。こういうのは。平成デモクラシーだね。 
    うまいね。うまくやったねぇ。  
    なかなか私好みのお話だった。

  • 爽やかでした。国際情勢を1つの場所に詰め込みすぎな感じもあったけど、最初の方だけで、中盤から終盤の疾走感はすごく気持ちよかった。

  • 知念実希人『屋上のテロリスト』光文社文庫。

    一種の歴史改変小説であろう。1945年、ポツダム宣言を受け入れず、東西に分裂した70年後の日本を舞台に繰り広げられるサスペンス。

    学校の屋上から飛び降り自殺を図ろうとしていた彰人の前に現れたのは壮大なテロを仕組む美少女の沙希だった…

    最初からハッピーエンドが見えており、広げた風呂敷をどう畳むのかという興味だけが残るストーリーで、最終的には巧くまとめたという感じだった。

    自分が知念実希人を読み始めたのは、デビュー作の『誰がための刃』というハードなサスペンス小説が面白く、その将来性に期待したことからだ。しかし、以来ハードな小説は皆無で、少し残念な気持ちになっている。

  • もし日本がポツダム宣言を受け入れなかったら、の世界。
    ドイツのように分割された日本で、テロを企てる女子高生沙希と巻き込まれる同級生の彰人。
    上手くいきすぎてた感はあるけど、大胆すぎる計画ひな案外騙されちゃうのかもなぁ。
    危ういところを救ったのは沙希の情熱に動かされた大人たち。それも計画のうちなのが。
    二階堂と曽根の駆け引き面白かったな。

  • まだ読んだことはなかったけれど、前々から気にはなっていた作家さんで、今回は「書下ろし」+「ジャケ買い」しました。

    内容も昨今の朝鮮半島情勢をニュースで聞きながら読んでいたせいか、東西に分裂した日本列島の設定にその"世界"が近く感じていたと思います。

    表紙で物語の内容は想像できてしまうのだけれど、最後まで上手く読ませてもらいました。心の振れ幅は大きい作品ではないと思いますが、その分安定感がありました。

  • 人ごとじゃないよな。
    思いのほかリアルなのかも。
    願いは、想いは、
    強く、
    ただ純粋に、
    そして、ひたむきに。

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