虚ろな十字架 (光文社文庫 ひ 6-14)

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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774660

感想・レビュー・書評

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  • 幼い愛娘を殺された過去を持つ中原。しかしその後離婚した元妻が殺されたと知らされ、その事件を調べていくことに。すると、意外な背後関係がわかってきて…。
    殺人事件後の遺族の哀しみ、苦しみ、捜査や裁判においていかれるやるせなさなどが描かれていて、それは死刑制度の問題まで及ぶ。ただ散逸的でどこに焦点を当てていいのか分かりづらいかな。でももちろん意外な結末はやはり面白いからさすがなんだけど。

  • 死刑制度の在り方よりも、沙織と史也の境遇に差がありすぎることの方が気になってしまった。私が女性だからだろうか。

  • 贖罪の意味や意義を問う重い内容。
    自分が元気な時に読むのがおすすめ。

    読後に表紙を見ると、そのシーンか…!と、ずしーん。

  • なんだかなぁー。

  • テーマが自分には合わなかった。
    全体的に安っぽい印象。

  • 期待しすぎたら、普通だった。

  • 2017/6
    うーん。あんまり。テーマもあんまり。

  • 2017/06

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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