海の家のぶたぶた (光文社文庫)

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著者 : 矢崎存美
  • 光文社 (2017年7月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774929

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海の家のぶたぶた (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 9月になってしまった。
    海の家も、今年はもう片付けられてしまっただろう。
    まぶしい夏の日を思い出しながら読むことにしよう。
    夏はどの季節に思い出してもキラキラしてるもの…

    それが!
    あながち間違ってもいなかった!
    なんとも懐かしい思い出がたくさんつまったお話で、ぶたぶたさんの海の家は昭和レトロな外見…
    そして、秋になってからかき氷が中心のカフェを出すつもりなのだという。

    全体的にやさしい絵本テイスト。
    少しさびしい子供が出てくるお話がいくつか。
    ギラギラ感はないのでサングラス不要である。
    「内田、また出た!」という笑いどころもあり。


    『海の家うみねこ』
    榎本扶美野(えのもと ふみの)、高校生。父が海外赴任で、母と弟の三人暮らし。
    バイトをしたいのは母の支配から逃れたいのもある。
    面接に行ったら店長さんに、保護者の同意が必要と言われてしまった。

    『きっと、ぬいぐるみのせい』
    戸叶尊(とがのう みこと)一緒に海水浴にやってきたのに、彼女はへそを曲げて帰ってしまった。
    ショックで倒れそう~
    おまけに「海水浴場に一人でいる人にインタビューしてるんです」なんて、失礼な取材を申し込まれて…

    『こぶたの家』
    滝尋也(たき じんや)小学校四年生。
    夏休みに海なし県から引越ししてきた。
    宿題がないのはいいが、友達と別れてしまいさびしい。
    海まで歩いて10分、お母さんは嬉しいらしい。

    『思い出のない夏』
    船尾忠和(ふなお ただかず)は、実家の遺品整理を兼ね、小学校二年の息子を連れて里帰り。
    子供の頃、両親が海の家をやっていたため、夏休みは特に放って置かれてさびしかった。
    両親の店に良く似た海の家を見つけ、愕然とする。

    『合コン前夜』
    久保田朝(くぼた あさ)28歳。
    合コンの幹事をやりまくっている。
    友達のリクエストにより、夏の海水浴場で合コンをセッティングすることとなって、下見に。

  • 海の家「うみねこ」店長のぶたぶたさん(*^^*)メニューはどれも美味しそうで、海水浴客だけじゃなく普通に飯を食いに来る人もいる!(°▽°)しかし、ぶたぶたさん汗でグッショリになったりしないのか?適度に絞っているとか?(^^;)でもサーフィンの時は…?まだまだ謎だらけのぶたぶたさん(--;)

  • 今回のぶたぶたは、カフェをオープンする間に海の家を開いている設定です。

    少々季節はずれな時期に読んでしまいましたが、今回も楽しく読めました。

    「海の家うみねこ」は、バイトをしてみたい女子高生と母親の確執の行方が書かれてます。
    「こぶたの家」は、引っ越しをしてきた小学生が新天地になじむまで。
    このふたつは、どちらもあったかくて良いお話でした。

  • ぶたぶたシリーズ最新作。最後の「ぬいぐるみだけど、ぬいぐるみじゃない」という一文がまさにそうだなあと。ただ、全体的に話の印象が薄かったかな。話数を絞って一つ一つの話をもう少し掘り下げた方が自分としては好みだったかなーと思いました。でも安定のなごみ系です。心がすさんだ時にはおすすめしたいです。

  • 【収録作品】海の家うみねこ/きっと、ぬいぐるみのせい/こぶたの家/思い出のない夏/合コン前夜 
     ほっとする連作。それにしても食べ物がおいしそうなこと。海の家は苦手だが、ぶたぶたがいるなら行ってみたいと思える。

  • 安定のぶたぶたシリーズ。
    「こぶたの家」→「思い出のない夏」の話の繋がりが良かった。

  • ぶたぶたシリーズ。もはや何作目かは分からない。
    今回は海の家。キーーーンとならないかき氷が出てくる。最近現実世界にもそういったものがあるそうで、それなら食べれるかな、と思っている。
    海の家って行ったことも見たこともないな。水苦手だし、暑いし、混んでるしとか思って。涼しくなったら海岸を歩きたいけど、海の家はもうないだろう。

  • ぶたぶたが一夏限定の海の家をやります。
    そのかき氷の描写がとてもおいしそうで本当に食べてみたいです。

  • ぶたぶたさんシリーズ。
    私はまだ2冊目。前回の居酒屋に続いて、ぶたぶたさんのシュールな存在と、美味しそうな料理が魅力的な、ハートフルな短編の数々。
    端々に、前回の登場人物が出てくるから、なんだみんなうまくやってるじゃないか、って思う。
    そもそも確かにみんなが抱えていた問題も、大きな問題ではなくて、日常にあるちょっとした不安で、周りの人と相談すればすぐ解決するようなもんだったりして、誰にでもあるようなもの。
    それに対して、大丈夫だよ〜、って言ってくれるようなお話。
    なんてったってぶただし!

  • うちにもぶたぶたさんみたいなぬいぐるみがいます。なぐさめてくれたり、怒ってくれたり、一緒に笑ってくれたり。ぶたぶたさんにうちの子を会わせたい。「うちのずんたはすぐ落ち込むんですよねー」とか愚痴られたりして。

  • 自家製シロップいいですねぇ。それぞれ別のお話しかと思ったら最後は最初の話題と少し繋がるのかと。それにしてもどんどん作中人物の名前が複雑になっているような・・・作品数が増えて重ならないように苦心しているのか!?

  • 海なし県に住んでいる身なので歩いて数分で海!という作中の設定がとても羨ましかったです。
    出てくる食べ物が美味しそうなのは言わずもがな……果肉たっぷり手作りシロップの海の家なんて最高すぎる!
    短編集でありながら連作になっていたのが嬉しかったです。
    ぶたぶたさんと子供の組み合わせは癒やされるなぁ……。
    可愛いお話もありシリアスなお話もあり、波が穏やかだったり凪いでいるような海の様子を人模様で感じられた気がしました。

  • はー、癒される。海も海の家も縁がないけど、足に砂が入らないなら(スニーカーは嫌よ)行ってみたい(・×・)かき氷、本当に最近は進化してスイーツになっちゃった感がすごい。ぶたぶたさん理想の一杯ずつお茶を立てる宇治金時とか、本当にやりだしたらどんなけ忙しくなるんだろう…食べたいけど。カレーもラーメンも焼きそばも食べてみたい☆ところでぶたぶたさんは日焼けするんだろうか。サーフボードにくくりつけられてサーフィンするぶたぶたさん、見てみたい、けど本人不納得な所がまたツボ♥釣りもいいけど魚が重すぎて海にはまらないでね♪

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