避雷針の夏 (光文社文庫)

  • 25人登録
  • 3.71評価
    • (1)
    • (4)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 櫛木理宇
  • 光文社 (2017年7月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774936

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ピエール ルメー...
柚木 麻子
辻村 深月
米澤 穂信
森見 登美彦
塩田 武士
有効な右矢印 無効な右矢印

避雷針の夏 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • とにかくクライマックスの盛り上がりにかける。お話の内容自体は村祭りの狂奔に乗っかる形で盛り上がっていくのだけど。村祭りの設定があまりに恣意的でとってつけたように見えるし、狂った人々の荒々しく流れる狂騒の濁流も著者にとって都合よく作られたミニチュアのようにしか見えない。別に少女2人がすごくいい動きをしているわけでもないし、何かどんでん返しやトリックがあるわけでもないし。全然スカッとしない。
    塾のセンセが塾長に手のひら返される場面とか、センセの奥さんが祖母の耳元でブツブツ何か言ってるシーンとか、そういう小さなイヤミス的要素は楽しかったのだけど。なんつーか、最後が盛り上がんないとこの手のお話は楽しかったと感じられない。

  • 「赤と白」とはだいぶイメージが違う。
    「田舎の恐怖」を描いた泥臭さ満点のイヤミス。
    主人公の一人、都会から田舎に逃げてきた予備校講師の性格の悪さっぷりが見事。

  • 色々な事柄をよく観察しているからなのか、こんなに色々なジャンルで書けるとは…スゴイ作家さんである。

    人間描写と話の流れは飽きないし、多分登場人物(主役でなく)の誰かはまるで自分の投影された姿のような気になる。
    あぁこれが現代社会というものなのかと思い、本当によく観察されていると思う。生々しさがスゴイ。

全3件中 1 - 3件を表示

避雷針の夏 (光文社文庫)はこんな本です

避雷針の夏 (光文社文庫)のKindle版

ツイートする