カタコト・イタリアーノで旅しよう: 食べたりしゃべったり極上イタリア (知恵の森文庫 a か 5-1)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334782696

感想・レビュー・書評

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  • 片言で話す時に出てくるような言葉を中心にしたエッセイ。イタリアとイタリア語という題材のためか文章も陽気で楽しく感じられ、また著者が料理研究家なので、美味しそうな話題が多い。
    語学書ではないけれど、一言使うとき「ああ、こんな感じで使うんだ」と思い出せればちょっと役に立ちそうな言葉たちが楽しい。

  • まあまあ、肩の力をぬいて読める。
    イタリア紀行本の入門編ってな感じ。

  • イタリアに魅せられた著者が、イタリア語の実際のアレコレを語ったエッセイ本。
    書かれた時代はかなり古いのだけれど、けっこう参考になる。
    言語って、テキストで学んでいると、日常会話だったら普通しないようなヘンな言い回しを覚えてしまったりするけれど(たとえば、ネイティブの日本人は、日本語で「なぜならば」って使わない。けど、日本語を勉強した外国人はbecause=なぜならば、でなぜならば、と使ったりする、というような)そういうテキストで学んだ言語と現地で普通に使われる言語のズレについてへえ、と感心する内容になっている。
    「イタリアではこういうコトバはこういう風に実際は使うんだよ」っていうちょっとした豆知識がおもしろい。

著者プロフィール

料理研究家。和歌山県出身、上智大学文学部卒業。イタリアを中心に国内外を問わず食文化と料理を取材研究。家庭料理の教室開催、メディアでの料理監修、レシピ開発や商品開発、執筆を手がけるほか、イタリア食の旅企画も行っている。『土曜日はイタリアン・キッチン』(宝島社)、『ルッカの幸せな料理から』(主婦の友社)、『幻のヴェネチア魚食堂』(晶文社)、『きょうはイタリアン日和』(PHP研究所)、『ちゃちゃっとイタリアン!』(宝島社)など著書多数。

「2023年 『パルミジャーノをひとふり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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