女湯のできごと (知恵の森文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334784096

感想・レビュー・書評

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  • 【女湯のタオル タワシ派vsタオル派】
    いつかできるようになるんだろうか?
    というわたしの問いは、自分の未来が絶対ここにあるんだと思っていた若さである。

    きっと17歳のわたしには、今のわたしの日々の幸せなど、想像できないに違いない。

  • 正確に書くと星3.8。
    益田ミリさんが長年通った銭湯(女湯)を独自の視点で書いていて、すごく面白かった。
    銭湯によくいく人も、行ったことがない人も楽しめると思う。

  • 『家にお風呂がなかったからこそ見えた世界』を赤裸々に語られています。私は銭湯が日常にあった世代ではないですが、読んでいるあいだ懐かしい気持ちでいっぱいでした。
    風呂屋のおばちゃんが一人で、すべてのお風呂上がりの赤ちゃんを母親から受け取り、体をふき、ベビーパウダーをはたき、おしめをつけ、哺乳瓶を飲ませていたというエピソードが一番好きでした。現代と違う昔の子育ての温かさを知り、良き時代だったんだと感じました。

  • 期待を裏切らなかった益田ミリさんの銭湯エッセイ♨️

    面白かった〜。私は銭湯に通ったことがないからちょっと憧れるけど、小学生の頃とかはそこまで温泉に興味はなかった気がするし、家にお風呂がないのを想像できない!

    今は、温泉に入りに旅行したくなるくらい温泉いいなぁと思うけれど、たまには昔ながらのこじんまりとした銭湯にも行ってみたいし、番台を見てみたいし、ロッカー使って瓶のフルーツ牛乳とか珈琲牛乳とか飲んでみたい!

  • 昔の銭湯事情とかも知れて良かった

  •  おばちゃんが素っ裸のまま番台のお兄さんと立ち話をしている姿は愉快です。私も早くあんなふうにのびのびしたいものです。1969年生まれ、益田ミリさん「女湯のできごと」、2006.3発行。①小学校3年生から急に男湯に行けなくなった ②子供の私が夢見ていたのは、銭湯での男湯と女湯の声の掛け合い(石鹸の受け渡しもありましたねw)③中学で女子同士のスカートめくりが大流行し、中1以来ずっとミニパンツの道を。37歳の今もミニパンツ。デカパン下着はいつになるのだろう。

  • 銭湯通いの中で、益田ミリさんが感じたあれこれが書いてあります

    私も昔、たまーに母と銭湯に行ったこと思い出しました

    相変わらず、心の中の人には知られたくないような気持ちまで表現してる所が益田ミリさんの魅力だなぁと思います!

  • 銭湯通いの常連ならではの話とマンガ。

  • 元々大好きな作家さんです。日常の中での些細なことを、ゆるくすこし楽しく書いてあります。いつもこの作家さんの本に癒されます。

  • 毎日銭湯通いしていたという著者の銭湯エッセイ。常連さんならではのエピソードが沢山。

    昔は脱衣所にベビーベッドが並んでいて、銭湯の奥さんが洗い終わった赤ちゃんを受け取ってミルクを飲ませていたという話にはビックリ。今じゃ中々見れない光景。

    子供を産んで育てる中で、最もバタバタするのがお風呂。人に預ける怖さがありつつ、銭湯の奥さんに預けてゆっくり湯船に浸かれるのは凄く羨ましい。昔は本当に地域で子育てをしていたんだなぁ。

    私は家のお風呂も温泉も銭湯も大好き。1日の疲れを洗い流し、自分を取り戻す大切な時間。ふと、大きな湯船に浸かりたくなりました。また銭湯行く機会が出来たら読み直したい。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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