なにもない旅 なにもしない旅 (知恵の森文庫)

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著者 : 雨宮処凛
  • 光文社 (2010年9月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334785642

なにもない旅 なにもしない旅 (知恵の森文庫)の感想・レビュー・書評

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  • そういう本なんだからしかたないんだけど読んでて気が滅入る。
    あといいお友達がいていいね。

  • あえて観光地ではなく、侘しい場所にいくという企画をまとめた本。観光地化されているものとは違い、全く客に媚びない場所に行くことに対する本なので、逆に新鮮だった。変にそういった場所を面白がるのでも、否定的になるのでもない筆者の視線も◯。

    まだわからないが、もし第二弾があったら読みたい。
    この中で訪れた場所へは行きたいとは思わないけれども。

  • つげ義春のような旅館に行くと思ったが、そうでは、なく、ただ愚痴ばかりで、これでは、買うとお金と時間の損をします

  • とにかく前書きからから『いや、それどころかわざわざ「行きたくない」場所に出かけてゆき、「やっぱり行かなきゃよかった」とがっかりすること自体を目的としてる旅もある』と言い、ダメダメな「理想の国内旅行」を書いている
    そう、その通りの内容です。読んだ後には一種の爽快感が沸いてくるほどに、どこもかしこもダメダメなんです。
    そんな、自分も昔はよくバイクでツーリングに行き、知らないところでダメダメな経験もいろいろしていました。だから共感もあり、面白かったのかも。特に、知っている「木更津」や「阿字ヶ浦」が出てくるので面白さも倍増です。
    っま、旅に計画性や目的を持つ人は読まないほうがいいかもね(笑

  • ああ大好きなかんじ。

    しょうもない思いをするために
    わざわざ旅にでかけて
    寂れた町の貧乏な宿に泊まって
    うらびれたきもちになる

    旅=ハッピーで癒される

    て図式がくそくらえな潔さがたまりません。

  • あー失敗した!と思う旅をわざわざしに行った旅行記。しかし、旅慣れた人でなければ、世の中の人は案外、こんな旅を普通にしているのかもしれない。

  • 何らかの拍子にこの紹介文をネットかで読んで、「読みたい!」と思って本屋を探したけれどもまだ置いていなくて、やっぱりネットで注文して読んで見ました。9月20日発行のほやほやです。

    読んでみると、予想とおり脱力系の「読む人を選ぶ内容」の数々。「うんうん」とか「そりゃ、いくらなんでも…」とか、突っ込みを入れながら読んでいき、三時間で読み終わってしまった。222pで686円は高いなあ、と思いながらもこの「びみょーな後悔感」がこの本の内容そのものだと気がついたので、一応書いておきます。

    帯には現代版「貧困旅行記」と書いているのですが、そりゃあ都会で暮らす編集者の感覚です。私にとっては極めて普通の旅です。ほとんどの旅が一泊やら日帰りとかで一万円ちょっと掛かっているので、基本的に私よりは贅沢な旅をしています。

    ともかくも旅の醍醐味は「好奇心」です。小さなことに大発見をした気分に浸り、ちっょとした体験に冒険小説並みのどきどき感を覚えること。それには出来合いの観光地は絶対つまらない。私の旅の信条はできるだけ観光コースに乗らない旅なのですが、この本はそれを追体験できるから面白い。処凛さんもやっぱり絵馬とかの文はじっくりと眺めるし、面白い張り紙やら看板はつい写真に取ってしまうし、居酒屋の隣に座ったときにはその世間話をじっくり聞くし、なのでした。つげファンだったら気に入るエッセイかもしれません。

    ところで、この旅の間ずっと雨宮処凛のお供をしていたぱぴ子という友達はとてもマネージャーという雰囲気ではないけれども、定職をもっているにしては時間の自由度がありすぎる。何者なのだろう。 

  • 寸又峡温泉には高校時代に卒業旅行と称して泊まったことがある。たまたま同級生の実家が近くにあったという理由だけだったのだけど・・・。あの夜、ぼくらは何をして過ごしたのだろう?本当に思い出せない。ただやたらと静かだったのは憶えている・・・。あれから長い年月を経て大人になり、ぼくもこんな旅が好きになっていました。

  • ―寸又峡温泉、高知、韓国、立石、亀戸、川崎、鶴見、御徒町、湯西川温泉、三浦半島、苫小牧、木更津、網代鉱泉、阿字ヶ浦など。若い女性がまず行かないであろうところに行ってはしみじみするものです。

    僕はここに書かれているようなこういう何の意味もない、いや、そもそも意味自体を問うことすら間違っている。そう言う旅がたまらなくいとおしくて、この本の作者である彼女もまた、行く先々で香ばしさあふれる数々の「つげテイスト」あふれる体験をして落胆するさまがなんともいえない哀愁をかもし出していましてね。それがまたとってもいいんですわ。

    特に何の風情もないただ安い宿に止まって、さしておいしくもない宿の食事を同行している人間と不平をたらたら言いながら食べたり、結構シュールな展開があります。でも、つげが自分の内面と向き合っているのに対して、雨宮処凛はネタ探しのためにかの地へ赴いている、というのが決定的な違いでしょうね。基本的に旅は一人でするものだと勝手に僕は思っているので、

    もしもまた、自分の経済状況が上向いてきたら、自分が自由になるお金が少しできたら、こんなたびをしたくなるなぁ。そう思わせてくれました。そう思わせてくれただけでも、良しとします。

  • 文章がすごくつぼでした(●´∇`●)
    ぱぴこの前の車が事故った時のエピソードが面白かったな・・
    でも全部面白かった。。
    不思議な人ですね。。

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なにもない旅 なにもしない旅 (知恵の森文庫)の作品紹介

知らない町に迷い込み、貧乏臭い宿に泊まり、温泉に入ってビールを飲めばあとはすることもなく、うら淋しい気持ちになる。そんな旅を私は愛してやまない-寸又峡温泉、高知、韓国、立石、亀戸、川崎、鶴見、御徒町、湯西川温泉、三浦半島、苫小牧、木更津、網代鉱泉、阿字ヶ浦など、「つげ度」の高い場所を求めてのしみじみ脱力紀行。

なにもない旅 なにもしない旅 (知恵の森文庫)はこんな本です

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