幻の時刻表 (知恵の森文庫 t そ 1-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334786496

感想・レビュー・書評

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  • 企画は大変おもしろいと思う。当時の列車に乗るという感覚がどういうものだったのかがよくわかった。
    ただ、中国あたりでよくわからない都市名が出てくるとイメージができず、話についていけなくなる。初心者向けに当時の駅の様子などの説明を入れてもらえると大変助かる。また、当時の時刻表が本に掲載されているが字が霞んでたり小さかったりして文字が読みづらい。この点も改善して欲しい。

  • 時刻鉄の本。
    ただ、時刻鉄と言っても、いまの時刻表ではなく、
    昔(戦前)の時刻表。
    東京-莫斯科(モスクワ)-羅馬(羅馬)-伯林(ベルリン)-倫敦(ロンドン)-巴里(パリ)と言う、
    壮大な経路の時刻表をたどるところから本書は始まるが、
    冷静に考えてみて、上記の経路って、ちょっと無駄が多くないか?
    特に、終着が、何でロンドンではなく、パリなんだろうと
    疑問に思ってしまいます。

    まぁ、そんな疑問はさておき、本当に上記のルートで、
    行けたら凄いですよねぇ。
    当時は行けたのですが、いまは、諸般の事情で、
    無理だよなぁ。
    北京からなら、行けると思うけど。

著者プロフィール

鉄道運輸史研究家

「2022年 『まちづくりの統計学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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