どんな状況でも結果を出し続ける人の習慣術 (知恵の森文庫)

著者 :
  • 光文社
4.20
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334787004

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 基準が高く、読みながら背筋を伸ばさなければという思いがしました。一つでも行動に落とし込んでいきます。

  • 【感想】
    しっかりとした明確かつ80%ほどのコンスタントな目標を立てつつ、そのスキームを詳細まで立てて管理する。
    そして日々モチベーションを絶やすことなく笑顔で取り組み続け、逆境でも楽しみながら日々Doをし続ける。
    要約すると、こんな具合だろうか。

    非常に役立つ事が沢山あったが、如何せん多すぎる・・・
    この本から何を実践するか、それこそ「選択と集中」が必要ですね。

    下記「内容まとめ」は本当に大切なことだから、これを「自分化」する必要があるなぁ。
    インプットが多いと、それを活かすのが本当に大変だ。


    【内容まとめ】
    1.100点満点のホームランを一度より、70点や80点のヒットをコンスタントに出す習慣術
     ①自分のミッションを明確にする。
     ②他者利益を優先する。
     ③素直さを持つ。
     ④分析する眼を持つ。
     ⑤責任を自覚する。

    2.ゴールから逆算して考える。
     3年後にどうなりたいのか。
     そのために、1~2年後どうなるのか。
     半年後、3ヶ月後、1ヶ月後…
     今日これから何をどうすればいいのか?
     ゴールから逆算し、「今日やること」を明確にする!

    3.失敗しても、飛び切りの笑顔で答える。針のむしろでも、笑顔で座る。
     これが成功するビジネスパーソンの姿。

    4.どんな結果でも甘んじて受け入れる。理不尽だと思う事があっても、結果は変わらない。
     甘んじて受け入れたほうが、結果的にあなたにプラスになる。

    5.朝一番に、1日の仕事をイメージすること!準備をすること!
     仕事の流れをイメージできれば、普段通りに粛々と仕事を進めることができる!
     また1日の終わりにその日の仕事を振り返ること!!

    6.物事を常に「自分に落とし込む」「自分化」する。
     その日に読んだ本や、上司や顧客の言葉、起きた物事を自分に落とし込むといった習慣を持つこと。
     要するに、他人の気持ちを考えること。他人の視点=自分の視点にする。

    7.怒らない。叱るのではなく、再発防止に向けて、建設的にアドバイスすることが大切。
     相手をバカにしているのは自分の方。自分が相手をバカにしているから、相手も自分のアドバイスを聞いてくれない。

    8.お金を使う時には、価格に見合った意味を自分の中で明確に持つことが大切。大きなリターンが見込める物に投資をすること!
     お金を使う時に大切なのは、単にその場の欲求を満たすといったレベルの効用ではなく、それによって次にどんな価値を自分が得られるか、である。
     お金を使うことでさらに大きなお金を生むような好循環を生むことを意識すること!


    【引用】
    結果は一回出しただけでは意味がない。
    コンスタントに出し続ける事が大切です。
    100点満点のホームランを一度より、70点や80点のヒットをコンスタントに出す方が難しい。

    その為の習慣術は以下の5点
    1.自分のミッションを明確にする。

    2.他者利益を優先する。
    →自己利益のみを優先すると、多くが一発屋で終わる。

    3.素直さを持つ。
    →何事もまずは拒絶する事なく試してみること。そうすれば人は変わり、成長していく。

    4.分析する眼を持つ。
    →ビジネスは生き物のように日々繊細に変化していく。的確に分析し、次の一手を打ち続ける事が重要!

    5.責任を自覚する。
    →負担ではなく、強力なモチベーションにつなげる!


    p18
    ・ゴールから逆算して考える。
    ゴールまでの道筋を徹底的に合理化することが大切!
    そのためにゴールから逆算して考える。

    3年後にどうなりたいのか。
    そのために、1~2年後どうなるのか。
    半年後、3ヶ月後、1ヶ月後…
    今日これから何をどうすればいいのか?

    ゴールから逆算し、「今日やること」を明確にする!


    p21
    ・心のリミッターを外す。
    「できるわけがない」と、自分で自分に制限をかけないこと。
    ネガティブな状況を振り払い、どうすればうまくいくか、100%自分を信じて勇気を持って行動すること!

    食わず嫌いはやめて、自分を肯定すること!


    p26
    ・上手に自分を許そう
    失敗しても、飛び切りの笑顔で答える。
    針のむしろでも、笑顔で座る。
    これが成功するビジネスパーソンの姿。


    p31
    ・どんな結果でも甘んじて受け入れる
    理不尽だと思う事があっても、結果は変わらない。
    ならば甘んじて受け入れたほうが、結果的にあなたにプラスになる。


    p34
    ・楽観的に仕事をする
    その方が気持ちよく仕事ができ、良い発想や思考の構築も生まれ、より良い結果を生むことにもつながる。

    またポジティブさ、明るさは、会社や取引先や顧客にも前向きな影響を与える!


    p40
    ・仕事を最優先に生活を組み立てる
    仕事には、すべてがある!
    評価される喜び。
    目標達成したときの充実感。
    社会的地位を得た時の充足感。

    結果を出す事を最優先に仕事をする事で、一回りも二回りも大きな人間になる。
    収入面、社会的地位、人間的な深みの部分。
    より多くのチャンスに恵まれ、タフで大きな人間になれる。

    自分の目標がしっかり定まっていれば、新しい道は自然に拓かれていく。
    どんな局面でも全力を尽くし、結果が出るまで奮闘する事。
    それが自分を成長させる!


    p46
    ・心から納得できる「ミッション」を持つ。
    人生の羅針盤「ライフコンパス」
    仕事で結果を出すためには目的地とツールが必要!!

    イメージと行動が結びつき、やることが明確になれば、周りから何を言われてもブレない!


    p55
    バタバタせわしなく動く人で、優秀な人を見たことがありません…
    朝一番に、1日の仕事をイメージすること!
    準備をすること!

    仕事の流れをイメージできれば、普段通りに粛々と仕事を進めることができる!


    【イメージ&チェック】
    イメージ化を普段からするかしないか、そこが響いてくる!!
    また1日の終わりその日の仕事を振り返ること!!


    p74
    ・積極的な「緩急」を。
    積極的に待ち、積極的に行動するという緩急。
    いくらこちら側のペースで進めようと思ってもいけないパターンも多い。
    無理に進めても膠着したり、破綻を招く。

    攻め時を見極め、積極的な緩急を持って仕事を進めること!
    常に目をそらさず、場を掌握し続け、風向きの変化に敏感に。


    p86
    ・あらかじめ仕事の全体像をイメージする。
    全体像をイメージすることで、最も慎重にやらなければならないところはどこなのかを見極め、そこに十分に時間をかけられるよう、仕事の流れを配分している。
    質を上げつつ、時間短縮も可能にする。

    事前に仕事の全体像をイメージし、ポイントを押さえておく!
    そのポイントにフォーカスしながら、仕事の流れを作り直す!


    p91
    ・メモを取らない
    この場で、自分は何を吸収するのか、相手が伝えたいポイントはどこなのかということを明確にしていればメモなんて必要ない。


    p102
    ・勉強は耳でする
    →オーディオブックなど
    「速聴」は思考のスピードをアップする最強のメソッド。
    話をするスピードが上がり、会話の途中の無駄な言葉も出なくなった。
    思考のスピード自体が速くなり、イメージ力も上がるから、仕事全体を見渡して考える能力も上がってくる。

    仕事をしながら、さらに仕事にプラスになる情報を聴くようになれば、かなりの情報を吸収することが可能になる。


    p108
    ・物事を常に「自分に落とし込む」
    「自分化」する。
    その日に読んだ本や、上司や顧客の言葉、起きた物事を自分に落とし込むといった習慣を持つこと。

    要するに、他人の気持ちを考えること。
    他人の視点=自分の視点にする。

    特にオススメなのは、上司の視点を自分化すること。
    「自分が上司だったら、今何を問題視するだろう?」
    「自分が上司だったら、今どんな部下や人材を求めるだろう?」


    p120
    この世のすべてのものには良い面も悪い面も必ず存在する。
    成功者は、すべてのものに良い面があることを知っていて、どうすればそこを活かせるかを考えて行動している。
    良い面の側から世界を眺め、注目する。


    p126
    ・つるまない、グチらない
    高い意識を持ち、結果を出し続けていける環境を作るには、日々の行動を変えていくのが1番!

    仕事のグチを言い合うような付き合いはNG!
    また、思い出話をして過去を懐かしむだけの関係も、見直すべき。
    それらの時間を学びの時間に充てること!


    p138
    ・怒らない
    叱るのではなく、再発防止に向けて、建設的にアドバイスすることが大切。
    ミスをしている、相手をバカにしているのは自分の方。自分が相手をバカにしているから、相手も自分のアドバイスを聞いてくれない。


    p143
    ・「応援される力」を持つ。
    結局、仕事で結果を出し続けるのは、周りから信頼され応援される人です。
    この世に個人の力だけで結果が出せる仕事はありません。
    周囲を味方につける、周囲の人達から応援される人間になるにはどうすれば良い??

    相手のためにベストを尽くすこと。
    求められていることをするのは当然、それを上回るエネルギーを相手に注ぐ!


    p162
    お金を使う時には、価格に見合った意味を自分の中で明確に持つことが何よりも大切です。
    そうすることで、お金は次のお金を持つのです。

    大きなリターンが見込める物に投資をすること!!

    お金を使う時に大切なのは、単にその場の欲求を満たすといったレベルの効用ではなく、それによって次にどんな価値を自分が得られるか、である。
    お金を使うことでさらに大きなお金を生むような好循環を生むことを意識すること!



    p167
    ・アファメーション(自画自賛)
    思いきり自分を褒めて、気持ちを高揚させる。
    多くの成功者が、自画自賛することによって潜在能力を引き出す!


    p195
    ・努力と学びを忘れない。
    成功している人で、努力をしていない人を私は知りません。
    表面的には努力なんてしていないという様子ですが、必ず成功の道筋の中で地道な努力をしています。
    また、自分の地力を鍛える並々ならぬ努力をしています。
    それらの膨大な努力のおかげで、人間としての受け皿が大きくなり、普通の人には掴めない流れをタイムリーに掴むことができる。

    仕事に対するポジティブな姿勢と努力。
    これが幸運を呼び寄せる。

  • 人の身体には可塑性があると思います。

    例えばダイエットしても初めは太い身体に戻ろうとして減ってもまた戻ります。
    でも摂取カロリーを消費カロリーより少なくし続けると可塑性が働いて自然に痩せるのがキープできます。
    そうなると簡単には太らないんですよね。

    また成功体験も同様に一回限りの紛れ当たりなら自分のものにならないですが小さくても結果を出し続ければ周りの見る目も変わってきます。

    僕は初めは見た目からスタートやと思うんですよね。
    不真面目なので真面目なフリして今もクールビズは拒否してますσ^_^;

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了。歯学博士、経営学博士、メンタルセラピスト。
医療法人社団いのうえ歯科医院理事長。歯科医師として、その技術は国内外で高く評価されている。また自己啓発に造詣が深く、2012年1月、ジョセフ・マーフィー・トラストより、日本でのマーフィー理論の普及に対する貢献を認められ、公認グランドマスターの称号を授与される。
主な著書に、『J・マーフィーの教え 最高の自分を引き出す法』(きこ書房)、『がんばり屋さんのための心の整理術』(サンクチュアリ出版)、『後悔しない人生を送るたった一つの方法』(中経出版)、『20代でやるべきこと、やってはいけないこと』、『自分で奇跡を起こす方法』(以上、フォレスト出版)、『価値ある生き方』(大和書房)、『「学び」を「お金」に変える技術』(かんき出版)、『夢もお金も手に入れる人のシンプルな習慣』(すばる舎)、『たった一度の人生を、自分らしく思い通りに生きる方法』(Gakken)などがある。
著書累計で100万部を超える。

「2015年 『未来を創る生き方 20代からの成長哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上裕之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×