鉄道会社はややこしい: 「相互直通運転」の知られざるカラクリに迫る! (光文社知恵の森文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334787066

感想・レビュー・書評

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  • 地下鉄と私鉄の相互乗り入れがメインの内容。マニアックすぎる。

  • 副題にもあるとおり、おもに鉄道における「相互直通運転」にスポットを当てた1冊。相互直通運転はいまや当たり前になりすぎて、気にも留めなくなっているくらいであるが、言われてみればと思う不思議なトピックが次から次へと登場して、読んでいるあいだじゅう感心しきりであった。JR線内を循環しているメトロ車があって、その契約や管理はどうなっているかなんて、まったく気にしたことはなかったけれど、たしかに妙な話である。「アルバイト」――余談だが本文ではカギカッコなし。カギカッコをつけたほうがよいと思うのだけれど――をして辻褄を合わせている車輛があるそうで、おそらくいままでに幾度となく乗っているのだろうけれど、ぜんぜん興味も持っていなかったが、今度はちょっと気をつけてみようと思った。内容じたいはおもしろいのだけれど、ただ文章がイマイチ。「~な次第」みたいな表現が頻出していて、文言は違えどまるで『北の国から』のナレイションのよう。読みやすさや親しみやすさを狙ったのかもしれないけれど、個人的にはかえって不快である。ふつうに~だ、~であると淡淡と書き進められているほうがよかった。

  • [図書館]
    読了:2016/11/3

    最初の青い森鉄道なゴミ箱の話で、新書で読んだことあるなー、と気がついた。
    もう少し簡潔に説明してくれたら良いのに…と思うところが多数あるのは変わらず。
    常磐緩行線・千代田線・小田急線の相互直通で、メトロ車以外も走るようになったとは…感慨深い。

  • 愛があふれていることは確か。それが全く理解できなかろうと。そしてへえがあふれている。それだけでも読む甲斐はある。私に足りないのは愛か。

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著者プロフィール

所澤秀樹(しょざわ・ひでき)
交通史・文化研究家。旅行作家。1960年東京都生まれ。日本工業大学卒業。神戸市在住。
著書:『鉄道時刻表の暗号を解く』『「快速」と「準急」はどっちが速い? 鉄道のオキテはややこしい』『鉄道フリーきっぷ 達人の旅ワザ』『鉄道旅行 週末だけでこんなに行ける!』『日本の鉄道 乗り換え・乗り継ぎの達人』(以上、光文社新書)、『鉄道会社はややこしい 「相互直通運転」の知られざるカラクリに迫る!』(第38回交通図書賞〔一般部門〕受賞)、『青春18きっぷで愉しむ ぶらり鈍行の旅』『駅名おもしろ話』『鉄道地図は謎だらけ』(以上、光文社知恵の森文庫)、『時刻表タイムトラベル』(ちくま新書)、『鉄道地図 残念な歴史』(ちくま文庫)、『鉄道の基礎知識』『国鉄の基礎知識』『鉄道史の仁義なき闘い 鉄道会社ガチンコ勝負列伝』『東京の地下鉄相互直通ガイド』『EF58』(以上、創元社)など多数。

「2020年 『鉄道手帳[2021年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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