和食育二十四節気

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334901585

作品紹介・あらすじ

日本に生まれ暮らすあなたの心と体に"ちょうどいい"ごはん。「二十四節気」とは1300年あまり使われてきた季節と暮らしの目印です。二十四節気が教えてくれる、毎日に役立つ「食育」。

感想・レビュー・書評

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  • 一年を4つに分けて
    春夏秋冬それぞれの季節を堪能するのも良いけれど、
    春の兆し、とか木々を揺らす風とか、高くなりつつある空、とか
    もう少し繊細な気配に感じ入りたい時は
    更に季節を分け、二十四節気として楽しめば良いらしい。
    おなじみ立春、立夏などから
    雨水、清明、白露、なんて字面の美しさにほ~っとなりそな時期まで
    旬のメニューと二十四節気にまつわるハウツーを
    のんびり楽しめるお料理本。

  • 料理のレシピ本なのだけど、すごく読ませる。
    季節の二十四節気に始まり、なぜ煮物料理にお酒を入れるのか?など面白いことがたくさん書いてあった。
    実は料理へのモチベーションが下がっている時に、眺めるだけでも、と読んだ本だったけど、今の季節の料理を調べたり、旬の食材やテクニックを知って、料理がまたできるようになってきた。

  • 衣に火を通す必要のないものから揚げ物を始めようというのは有効

  • 春夏秋冬をさらに分けて二十四節気ごとの料理が紹介されていますが、料亭のかしこまった料理ではなく家庭でおいしく再現するためのコツを教えてもらえます。

    美味しそうな料理の数々を紹介しながら、生鮮食料品でさえハウス栽培や輸入で年中手に入るのが本当にいいのか、日々の暮らしでわたしたちができることは何なのか、と問いかけてくれています。

    インスタントな人生ではなく、きちんと生きるための食事を考える一冊。

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著者プロフィール

福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校を卒業後、東京グランドホテル(和食部)に入社。5年の修業を経て、八芳園へ。1980 年に東京都港区西麻布の「とく山」の料理長に就任。1989 年、西麻布に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の伝統に現代のエッセンスをプラスした新しい料理を探究、わかりやすく丁寧な指導が人気。テレビ、雑誌、講演、料理教室などを通して、家庭料理の大切さ、家庭でしか作れないおいしさを唱えている。著書多数。

「2020年 『分とく山 野﨑洋光のおいしい小鍋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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