夜想曲

  • 78人登録
  • 3.69評価
    • (2)
    • (18)
    • (12)
    • (0)
    • (0)
  • 23レビュー
著者 : 太田忠司
  • 光文社 (2015年7月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910365

夜想曲の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「ㇾストア」の続編。まさか続きが読めるとは・・・。いつの間にか結婚していた鋼さん。お相手は、あの人ですか・・・。伴侶を得て、鋼さんの心も落ち着いてきてるんだなぁというのがうかがえました。ただ、前作をほとんど忘れていたので、私にはサプライズ効果があまりなかったのが残念。「ㇾストア」を再読してから読めばよかったわ。お話としては、思わぬ遺産相続に巻き込まれつつ、前作同様、オルゴールの修理を依頼する人たちの思いもㇾストアしていく様子が、優しく描かれていました。好きなお話なので、この続きもあるといいな。

  • 2016.12.02読了

  •  レストアの続編となる本作は、前作同様に穏やかなリズムで物語が進んでいく。この穏やかでしんしんとした雰囲気が太田作品のなかでも際立っている。それが主人公がオルゴール修復士であり、作品のキーアイテムにもなる「オルゴール」の音色を思わせ、独特の作品世界を形づくっている。
     前作では、主人公の雪永が負った心の傷に救いが与えられるところで結末。本作では、そこからどのような展開を迎えていたのかという楽しみがあった。いきなり雪永が結婚しており、いきなりの惹き込み。肝心のストーリーも、人の心を綺麗に切り取り描く太田作品らしい、素敵なミステリ作品。

  • 【あらすじ】
    オルゴール修復師・雪永鋼のもとに、遺産相続の話が舞い込む。いちど修理を引き受けたことはあるものの、直接会ったこともない洋服量販店の創業者が、所有しているオルゴールすべてを遺贈する、というのだ。理由がわからず、戸惑う鋼のもとに、相続放棄を唆す脅迫状が届く――。壊れたオルゴールが、鋼の手によって失われた音楽を取り戻したとき、奏でられた真実とは? 清廉な筆致で静かな感動を呼ぶ、傑作本格推理。

    【感想】
    オルゴールの修復師のお話。主人公に自分と似ているところがあったのがまず驚いたし、少し親近感がわいた。そして、オルゴールにまつわるいろんなストーリーがとっても楽しくて不思議でほんわかするお話ばかりだった。夢中になって読んだ。しばらくしたらまた読みたいなあと思うくらい良かった。

  • 日常ミステリィというとユーモアや理屈っぽいものが多くなるが、ミステリィも仕込みつつ、人物中心に物語が描き出された雰囲気が好い。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13978029.html

  • 以前、京都の嵯峨野にあるオルゴール博物館に行きまして。
    もしそこに行かなかったら、この本をこんなに楽しめなかったんでないかなと思います。
    オルゴールといえば、土産物屋のちまっちゃいものしか見たことなかったので。
    円盤のオルゴールだってその時はじめて見たので、それがなければこの本に出てくるオルゴールを想像することもできなかったと思います。

    これがシリーズになって、続編出てたこ知りませんでした。
    面白かったです。

  • シリーズ1作目をつい最近読んだので、わたしにとっては久しぶりという感じはないのですが、久々のシリーズ新作のようです。人との接触を避けていたはずの主人公が結婚していたことに驚きましたが、いろいろなことが穏やかに進んでいく、奥さんの役割は大きいですね。以前よりいい雰囲気の作品になったなと思いました。奥さんの喫茶店も完成したことですし、これからも続いてほしいシリーズです。

  • 修理したオルゴールの音色が聴こえたらいいのに。

  • 十分、話は伝わります。
    ただ、少年のような雰囲気の主人公が表紙だったので、意外に(苦笑)大人な主人公に驚きました。

  • 雪永の妻の名前がラスト近くまで明かされないのはそういうことかあ。
    なんとなく○月にしては強引さがないなとは思っていたけれど、年をとったせいかなと思っていたらそういうことでしたか。
    だったらカフェ開店とか当然だなあ。
    個人的には「雨だれ」が好み。
    オルゴールが流れるおしゃれなカフェに行ってみたい。

全23件中 1 - 10件を表示

太田忠司の作品

夜想曲を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする