江ノ島西浦写真館

  • 548人登録
  • 3.25評価
    • (9)
    • (50)
    • (96)
    • (16)
    • (4)
  • 82レビュー
著者 : 三上延
  • 光文社 (2015年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910662

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
坂木 司
米澤 穂信
又吉 直樹
東野 圭吾
三浦 しをん
森見 登美彦
有効な右矢印 無効な右矢印

江ノ島西浦写真館の感想・レビュー・書評

  • 若い女性が主人公の小説。図書館本。 117

  • 学生時代は普通にイタイ思い出いっぱい・・・
    でも犯罪はいけないよね 
    卒業後もつるんで必死になって隠蔽工作とかしている女性
    が出て来ますが、この御仁あたまおかしいんじゃないでしょうか。

  • 江ノ島の路地の奥、ひっそりとした入り江に佇む「江ノ島西浦写真館」。百年間営業を続けたその写真館は、館主の死により幕を閉じた。過去のある出来事から写真家の夢を諦めていた孫の桂木繭は、祖母の遺品整理のため写真館を訪れる。そこには注文したまま誰も受け取りに来ない、「未渡し写真」の詰まった缶があった。繭は写真を受け取りに来た青年・真鳥と共に、写真の謎を解き、注文主に返していくが―。

    繭は大人しそうに見えて、かつてはプロの写真家になれるという強い自負を持ち、周りから嫌われていた過去がある。
    繭のとった写真が原因で、大事な人を傷つけてしまった過去も。
    そんな過去を忘れるようにしてきたが、写真の整理をする中で、少しずつその過去と向き合って行く。

    繭は自分に自信が持てていないが、観察力の鋭さと、頭の回転の速さは、ビブリオ古書堂の栞子さんに通じるところがある。
    自分にとっての『負』に向き合う元気をもらえる本。

  • ミステリー。何とも言えない読後感。知らない方がいいことと、知っておいた方がいいこと、どちらも苦しい。

  • 配置場所:広呉図書1F
    資料ID:93156785
    請求記号:913.6||M

  • ビブリア古書堂の新刊までのついでに手にとって見ました。
    写真館にまつわる短編の連作ですが主に写真に特化したトリックで意外と面白かったです。
    ちょっと人間関係の描写が浅いかな?と思わないでもないですが。
    続巻はちょっと期待できませんができれば読んでみたいと思いました。

  • いゃぁ…なんつーか、いちいちグサグサ刺してくる話ですよこれは。
    自分に悪気はなくても、自分の行為がヒトを傷付けてる、ってことはどうしてもあるじゃん? まぁ、悪気がないのが余計に救いようがないというか、まだ悪気があったほうがマシというかね。
    そういう思い出したくもない過去を無理矢理引っ張り出してくる小説です。
    この後味の悪さは、ヒトには勧められない(笑)。
    これ読んで平気なヒトはよっぽど清く正しく生きてきたヒトでしょうね。

  •  桂木繭は、祖母が亡くなったあと、そのまま残っていた写真館の後片付けをしなければならなくなった。江ノ島の路地を入って喧騒から離れたところにある江ノ島西浦写真館。
     繭は、あることをきっかけにカメラに全く触れていなかったのだが、写真館を片付けているうち、自分の辛い過去にまつわることが分かってきて……。

     主人公の繭をはじめ、繭の幼馴染みで今は行方を眩ましている瑠衣、近くに住む祖母の介護に来ている秋孝、それぞれに物語があってどきどきしながら読みました。

  • あらすじにもあるように、ビターであたたかな青春ミステリ。江ノ島に行ったことがないので、街の雰囲気がいまいち想像できなかったのですが、暖かな雰囲気は伝わってきました。繭が西浦写真館を整理する中で、見渡しの写真に関する謎だったので、続編はなさそう気がします。謎はまあまあ重いものが多かった気がします。秋孝には幸せになってほしい。繭と琉衣が和解?するシーンは長く書かず、最後にさらっと出てくるだけだが、逆にそれが良かったです。

  • 祖母の遺品整理のためやって来た、闇を抱えるOLが主人公。
    彼女を手伝うイケメンにも事情があるのですが……。
    まず主人公が自分でも悔やんでるけど大概無神経。ちょいちょい妙に鋭いから余計かな。
    イケメンの事情がこれまたなんつーか強引な。
    うーむ、死んだばーちゃんはいい感じなんですけどね。
    小さな謎がいくつもあって、それぞれ良くまとまってて上手いんですが。
    もしかしたら対象が古書のビブリアの方が面白いかもね。

    装幀 / 鈴木 久美
    装画・カット / こより
    初出 / 第1話のみ『ジャーロ』54号掲載。他書下ろし。

  • 祖母から借りたニコンEM。3年前。自分の撮った一枚の写真が。無残な事態を作り出した。写真は過去の瞬間を切り取る。誰かが死んでもその人の写真はずっと後まで残る。

  •  正直期待していなかった。ビブリアがそれほど好きじゃないから。

     これは好きです。ただ、主人公が他人の家の事に首突っ込みすぎ。そこまでしてはダメよね。

  • 暗い。琉衣と繭の関係も歪んでるんだかお互い様なのか。西浦写真館は困った人を救済する場のようだけど、写真屋さんて人の秘密をたくさん知ってしまう場所だなぁと改めて思った。

  • 不気味な話だな。
    そして、いろいろリアリティが感じられない。
    きっと続くんだよね、コレ。

  • これって続編アリですか?この終わり方は辛いものがあるし納得できないんだけど。ストーリー自体はサクサク読めるけどさすがに顔変えちゃうとかありえない。そして主人公の繭があまり好きにもなれない。そういう意味で残念だったかな。

  • うーん。なんか印象に残らなかった。このひとの得意ゾーンは海辺?

  • 写真にまつわる謎を解いていく。
    何か薄暗い内容。

  • 静かに流れていくストーリーと江ノ島の風。
    真実はときに人を傷つける。それでも、傷は癒えるもの。治すもの。
    写真館が舞台なのもいい。

  • 全てが中途半端でした。

  • あることをきっかけに、プロを目指していた写真と縁を切った、桂木繭。
    しかし、江ノ島で写真館を開いていた祖母が亡くなり、遺品整理のために写真館を訪れなくてはならなくなった。
    そこで、玉手箱のふたを開けたように、様々な“過去”の謎と遭遇する。

    仲見世通りは観光地らしく賑わっているが、江ノ島は不思議な雰囲気がある。
    島全体が神社の神域なのだろうと思われる。
    この本も、現代物だが、過去の謎が明るみに出る話なので、どことなくセピア色かかったレトロな雰囲気がある。
    一つ一つの謎が解かれていって、一つに撚り合わされる最後、スッキリと読み終われた。

    セピアに沈んだ中で、一人だけ極彩色なのは、土産物屋の研二さん。
    みんなが路地の奥の湿ったにおいがするのに、彼だけはお日様の匂いがする。
    この作品では貴重な、笑い(ほんのりだけど)担当でもある。
    そんな彼にも謎があったのだが。

  • プロローグ+エピローグ+全4話の構成。
    ビブリアシリーズのヒロインを主人公に持ってきた感じ。
    写真を題材にしたレトロな雰囲気は居心地がよかった。

    あきらかに続編がある終わりかたで、続きも読むし期待できるけど、登場人物のほとんどがカラッと爽やかな性質ではないから、続巻で展開される物語も陰湿なものなんじゃないかと予想。

    さいきんはやりの、ひとつの店を舞台にしたミステリーのオムニバスはなんだかんだで人間の優しさや暖かさに着地するものが多いなかで、本作で最後に明かされる謎は冷たく乾いている。
    最後にひとひらの希望が残されるとはいえ、上記の点が読後感がスッキリしない印象のひとつなんだろうな。

  • 館主の死により幕を閉じた江ノ島西浦写真家。
    遺品整理のため写真館を訪れた孫の繭は、
    注文したまま誰も受け取りに来ない
    「未渡し写真」の束を見つける。
    繭は写真の謎を解き、注文主に返していくが…。

全82件中 1 - 25件を表示

江ノ島西浦写真館に関連するまとめ

三上延の作品一覧

三上延の作品ランキング・新刊情報

江ノ島西浦写真館を本棚に「読みたい」で登録しているひと

江ノ島西浦写真館を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

江ノ島西浦写真館を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

江ノ島西浦写真館を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする