レジまでの推理 本屋さんの名探偵

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著者 : 似鳥鶏
  • 光文社 (2016年1月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910754

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レジまでの推理 本屋さんの名探偵の感想・レビュー・書評

  • 【図書館】本屋さんで起こる事件を店長が解決していくお話。『配達あかずきん』シリーズを思わせる内容でしたが、まんまと騙されました( ̄▽ ̄;)思わず読み返してしまいましたよ。でも騙されたのって悔しいけど嬉しい。

  • よくある本屋さんミステリーかなと思いつつ、最後の章は今の本屋さんの現状を如実に表していて、本屋業界の厳しさを良く表現しているなと思った。
    私も本が好き。そして本屋さんが大好きな1人。

  • 「7冊で海を越えられる」は読んだことあったけど大好きです。
    ただ本にまつわるナゾは本屋さんの苦労とか本を大切にしない人が出てくるのでちょっと苦しくなります。
    ちょくちょく出てくる他の作家さんや本の題名は楽しみ。
    「本屋さんよ永遠に」は今迄のお話の原点になっていてこんなメンバーが書店員のお店だったらお客さんにとっても嬉しいだろうなと改めていろんな本屋さんを巡りたくなります。

  • 本屋あるあるにうなずきつつお気楽に読んでいたのだけれど、最終章で身につまされるやらなんやらいろいろとでぐっときしてしまった。
    本屋よ永遠なれ。

    それにしても、時事ネタ実名てんこ盛りのあとがきは数年後にどう受け止められるのか、いらん心配をしてしまう。

  • 書店員なので、こういったネタはつい。

    光文社文庫「本屋さんのアンソロジー」を以前読んで、いや冒頭面白い、自分が書いているようだ、と思えるほどリアルな「書店員のつぶやき」だった。
    時々出てくる注釈も面白くて、書店員経験無いのによく書けるな、さすが作家は一番のハッタリ屋だ!これ褒めてる!

    単純に本屋ミステリーとしては、楽しめると思う。ただ「ほとんどレジをせずポップばかり書いていて、探偵力はあるけど万引き犯は家に帰す」店長はホント殴りたい。仕事しなくても、難しいお客さんの問い合わせにサラッと答えたり、万引犯は家族が泣くまで説教してくれたりしたら、フー!店長、かっけー!ってなるけど、ラストは書店員として一番許されないことをしやがった。業界の言いたいことをぶちまけてくれたけど、あの後の事後処理を他のスタッフがやらされるのかと思うと、私が眠れない。客注処理とか多方面の連絡とか…うわぁ、いやだいやだ。

  • もとは、本屋さんのアンソロジーからうまれた一冊とのこと。相変わらずクスリとなる独特の注釈もさることながら、本屋に行くことが好きな人にはたまらない内容だと思う。

  • いやいや、面白かった。
    『本屋さんアンソロジー』で似鳥さんに
    出会って、面白かったから他も読もうと
    思っていたら、続きがあったとは。

    まぁ、王道小説ではないけど
    そこが読んでて楽しいというか。
    フィクションでありながら
    本屋さんのお話やから実際の
    作家さんの名前が出てくると
    本好きはウキウキするよね。
    注釈も笑えるし。

    でもなんというか、本屋さんの切実さも
    あって心が痛いなぁと思う部分も多分にあった。
    わたしも、もっと本が買えたらなぁって。

    あとがきもとても楽しく読めた。
    『ふなっしー』や『松岡修造』アンソロジーが出ましたら、是非とも購入したいところです。

  • 不思議なテンポの文章にグイグイ引き込まれていく冒頭。
    書店に持ち込まれる小さなミステリ。
    ふらふらと居るのか居ないのかわからない店長代わりに書店を仕切るアルバイトの彼が飄々としているのもいい感じ。
    仕事?の合間にふらりと事件を解決する店長。
    のんびりとミステリを楽しんでいたのに、後半は急に剣呑な空気に。
    書店が厳しい状況にあるというのはいろいろなところで描かれているけど、何度読んでも寂しい。
    でも、前向きな最後にホッとする。

    「7冊で海を越えられる」
    留学する彼氏に彼女から送られてきた7冊の本が意図するものとは
    「すべてはエアコンのために」
    引っ越しの時に消えた稀少本はどうやってどこに?
    「通常業務探偵団」
    夜中に忽然と現れた販促ポスターの落書きと吊られたテディベア
    「本屋さんよ永遠に」
    ネットに古本屋、万引きと追い詰められる書店と明かされる店長の秘密。

  • アンソロジーで読んでいたが、気付かず借りたw
    最終話はちょっとズルイが、本屋さん好きとしては何とも胸に来る話。全体的にはライトなお話で読みやすかった。

  • 本屋を舞台にした連作ライトミステリー。

    昔本屋でバイトをしたことがあるので細かいところで「あるある」と思いながら読みました。

    それほど凝った謎解きはありませんが、最後の話は途中「??」と思いながら読んで最後に「なるほど」となりました。

    なかなか面白かったです。

  • 書店員さんが主役のミステリ。言ってみれば書店員さんの日常ミステリ。
    書店員さんの内情が良く分かるしミステリとしても充分面白い。自分も本屋にいれば何時間でも時間が潰せるので書店には頑張って存続して欲しい。昔みたいに良い時代が来ないのはどの業種も一緒。

  • 書店員が本屋に持ち込まれる謎を解いていく連作短編ミステリ。
    他の作家さんも書かれている分野なので目新しさはなかったが、女性店長のキャラがなかなか良かった。
    (図書館)

  • 本屋さんでおこるミステリーな謎をとくのは、やるきのない店長だった!

    店長、ほんとにバイトにこんなに任せていたらいかんと思うのだけど(笑)
    しかし謎解きは見事だった。
    ところどころ入る注釈がとても面白い。万感こもってる。笑

  • やたら本屋のバックヤードの話がたらたらと長くて、読むのにちと疲れた。説明が多過ぎ。で、結局4話とも、イマイチ話が分からんかったけど、読み直す気力も出なかった。本屋を取り巻く状況は厳しいと思うし、なんとかしたい気持ちは分かるけど、難しいなあ・・・

  • よくある「本屋さん探偵」ものという感じ。これ!という目新しいところはそれほどないものの、手軽にさらっと読めて楽しめる一冊かと。もうちょっと読み応えがあると好みだったんだけどなあ。
    叙述トリックについては、まあわりとあからさまな感じですぐに気付いてしまったのでちょっと残念でした。。。

  • 書店出版社をネタにした作品としての目新しさはなかったが、舞台になっている本屋さんの雰囲気と日常の謎、それとラストの話での叙述トリックと、1冊丸ごと楽しめた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14556717.html

  • 本屋さんでバイトする主人公が
    本屋さんで起こるミステリーを解き明かす。

    解き明かすのは店長なので、
    絡むって感じ。

    面白く読みました。

    そして書店の切実な
    思いもよく伝わってきた。

    でも、難しいよね、

    本屋さんは大好きだけど、
    今このマウスを持った手で
    クリックすれば目的の本はすぐに手に入る。
    やっぱり便利だもの、と思う。

    使い分け、
    のようなことをしているのが現状。

    本屋さんの魅力も十分にわかっているつもりだけれど。

    絶対ネットでは買わないわ、私!

    というほどの覚悟がないの。。。ごめんね。

  • 面白かったです!最初の話は読んだ覚えがあり、読みながら『本屋さんのアンソロジー』に入ってた、と思い出しました。彼らが働く世界の話です。働く人たちもお客さんも生き生きとして、やっぱり本屋さんはいいなあ、と感じます。実は途中でえっ?!と思うことがあり、前の方から読み返した結果、そうだよね~勘違いじゃないよね~と思いつつ、釈然としないまま読んでいったのですが、最終的に謎は解けました。あまり深く考えずに読んでいて、してやられた感があったので、星を5つにしてみた次第です。この本屋さんに行ってみたい!!

  • めっちゃくちゃ面白かった~~~!
    これは、面白かった!! 注釈の使い方ものめちゃくちゃ面白くて、また、最後の話のどんでん返し(?)、叙述トリック(??)も、たまらんかったわ!!
    読んでよかった! そして、大事にイッキ読みした! (「大事」というのがミソ)

    著者の本は、今回の読書ブームの日付けとなった「パティシエの秘密推理」やったのだけど(あれも、古本屋でパッと見てサッと買うたんだよね・・・)、その後、姫デカを読んでる最中なんやった。

    姫デカは、面白いけどここまでは惹かれなかったので、なんとなく後回しにしてるけど、イヤイヤ、著者の本も順番に読んでいこう。
    そもそも、「理由あって旅に出る」を、読みたいのに、なぜか図書館の蔵書にないんだよね・・・?
    ないはず、ないよね・・・。きっと私の検索の仕方が悪いんやわ。またちょっとあとで格闘しよう。

    たぶん、著者のもっちゃりした(失礼)言い回しが結構好きなんやと思う・・・。
    あとがきなんて、声を出して笑っちゃった。
    もったいぶった言い方をしてるようで、使う単語はスルスルと入ってくるから読みやすい。
    ピータンの話をあんなに長々と、面白くあとがきに書いてくれるなんて・・・!

    (作中にはピータンのピの字も登場しないのにね。笑)

    こういうリズムの良さ、真似したいわあ。( *´艸`)


    地文をここまで面白く書きはるんやから、もちろんキャラもめっちゃ立ってる。
    でも案外、もえは少ないんだよね。きっと完結しすぎてるからもえないんやわ。見ててもう、充分楽しい!!

    今回のストーリーテラーである青井くんは、メガネの書店男子で発掘のアルバイトもしているらしいという、どこまでももえ要素高スペックなのにね!!
    もえるよりも、ほんまに、楽しんで読みました。

    文庫本すら買わない私が本屋については語れないけども・・・。
    本屋がなくなるなんて世界は恐ろしい。そんなの、勘弁してくれ!! と、思う。

    私も、本が好きやから本屋に行くんじゃなくて、本屋が好きやから本屋に行くクチです。
    本屋をウロッウロして、読みたい本を探すのとか大好き。
    綺麗に並べられた綺麗な本を見てるだけで楽しい。

    あー、読んでみたいなあ、とか、面白いんかなあ、とか、色々考えながら書架を回るのは、大好きよ。
    本屋に行くたび、ここに並んでいる本が全部読めるほどの読解力が自分にあればいいのにと思う。

    そして書店員さんのポップをジロジロ読むのも大好き。
    死ぬまでに一度は書店員さんになってみたい・・・。

    そんな私に、「本屋さんよ永遠に」は、ものすごいズシンときたよ。
    ヘタな「泣かせる小説」よりもずっと衝撃的やったな。

    それにしても、こんなにも「本好き」「本屋好き」に、見える著者には書店員経験がないとは・・・!
    それが、びっくりです。
    ほんで、大崎梢氏は書店員経験があるというのは、納得。


    図書館の「新刊リスト」で、見て、さくっと借りた本やったと思う。
    リクエストをかけてから手元にくるまでかなりの時間がかかったので、読む動機は忘れた。笑

    でも、すっごいきれいな単行本やった・・・。
    わりとようけの人が読んではりそうやのにここまできれいのは、本好きばっかり読んでるから?

    イヤ、
    本好きでない=本を雑に扱う
    ちゅうわけではないけども

    手元に来てから、
    「ああ・・・。似鳥鶏氏か・・・」
    と、思ったんやけど、私が過去に読んだ二冊よりもずっと面白くて、いい意味で裏切られたわ!


    すべての本屋好きが読めばいいのに! そして、書店員経験がある人には
    「ああ~・・・」
    と、納得できるエピソードもあるんかな! オイオイ、ますます憧れるわ。

    (2... 続きを読む

  • 4話目が良かった。そして、お気に入りの作家さんの本はちゃんと買おうと改めて思った。
    相変わらず、あとがきも本編にしか見えない。松岡修造のアンソロはぜひ読んでみたい気もする。

  • 20160810読了
    やっぱり本屋さん、いいよな、。
    大好きだ。
    うん?でもこれ似鳥さんだよな。やけに平和だな、とおもってたら、そうは問屋が卸さない。
    何なんだ最終話。これぞ似鳥さんだ。
    でも、終わりはほっこり!

  • 本屋さんが舞台の連作ミステリー。
    栞子さんみたい??
    でも、謎解きが突飛すぎてどうかなあ??
    ダンボール箱に隙間を作る下りなんか、ちょっとなあ。

    最後の「本屋さんよ永遠に」は、リアル本屋図書館に対する思いが嬉しい。

  • とある書店を舞台にした連作お仕事ミステリ。書店員経験者や本好きならば思わず頷いてしまうあるあるでくすりとさせつつ、業界全体の置かれた厳しい現実に対する問題提起も行いきっちり物語に仕立てています。暗号モノの第1話、不可能状況から本を持ち出す第2話は読み手の“読書量”ではなく“商品知識”が試されるのが正しく書店的であり、フェアプレイ精神上、本来タブーである専門知識を問うからこそ生まれる面白味がありました。それだけに最終話の謎解きに本屋が舞台である必然性がさほど感じられなかったのは惜しいです。

  • 大崎梢さんの成風堂書店シリーズと坂木司さんの和菓子のアンシリーズ+似鳥風味を加えた感じの作品。
    人の死なないミステリーであっさりと読める作品。
    成風堂書店シリーズや和菓子のアンシリーズが好きな人はオススメです。

  • こんな本屋さんが身近にあったら・・・積本が増加しそうだなぁ

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