くれなゐの紐

著者 :
  • 光文社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910785

感想・レビュー・書評

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  • 2022.05.23

  • 女装の美少年、男装の美女。
    大正浪漫の妖しく懐かしい香り。
    須賀しのぶさんの中では少女向きの作品だと思うが、非常に内容は濃くて面白かった。

  • 2020/1/13(月曜日)

  • 凄く重暗くて読むのに力がいる物語。
    女性の地位がとても低くて、どう足掻いても覆せない格差が胸に迫る。
    そこに生きる少女達も、苦悩にまみれて常に死に近い所を生きていて苦しい。
    自分で成し遂げた事以上の救いが全く無いのも辛く、残る印象は大きいのに読後感が重苦しい。

  • 2019.7.22読了

  • 大正時代を舞台にした物語。
    なのだけれど、時代の匂いがあまりしない。途中まで現代小説かファンタジーかと思って読んでいた。

    大正時代の少女ギャング団には興味がわいたので調べ中。

  • 一気に読んだと言うことは多少なりとも面白かったはずなのだけど…そこはかとないラノベ感、チープさが拭えずがっかり。
    少女ギャングだから、中二病っぽいのかしら…?
    なんでがっかりしてるのか、うまく説明できない。

    先の展開が読めたからか、現実にするには無理があるから覚めたのか…

  • 男子禁制、浅草六区最強――仁義なき少女ギャング団、その名は紅紐団!

  •  大正時代の浅草六区が舞台。
     自殺を偽装して行方をくらました姉を捜しにやって来た仙太郎くんは、少女ギャング団に入団します。

     表紙のイラストからして、もっと大人がメインキャラなのかと思ったら、みんな子どもだった。
     大変な時代だったのね。

     結構ハラハラのストーリーで、おもしろかったことはおもしろかったけど、結局それってどうなったの? てエピソードも多かった気がする。
     中途半端に登場して、それっきりの子とか……置いてきぼり。

     倫子さんが好き。

  • 大正期の浅草六区に萌えがあるかないかで読書のモチベーションがだいぶ左右されそうな。

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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