アンと青春

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著者 : 坂木司
  • 光文社 (2016年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910846

アンと青春の感想・レビュー・書評

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  • アンちゃんにまた会えた♪
    ホリディーシリーズと並んで大好きな作品。
    アンソロジーで読んではいたけど、待ち遠しかったです。
    久しぶりに読んで、はたと気づく。
    これってお仕事小説だった…。
    ほんわかアンちゃんと、大好きな和菓子のことでいっぱいで、
    すっかり忘れてました。

    今の日本が抱える、食の厳しい現実をつきつけられたり、
    蓬莱山のおばさまに、ムカムカさせられたりと、
    重苦しい内容もあったけれど、
    まんまるいアンちゃんに、ほわっと包まれたような読後感でした。

    それにしても、オトメな立花ったら、
    めんどくさいところまでオトメなのね~(笑)
    「あんぢゃぁぁぁん」この名セリフのドラマ、大好きでした。

    師匠ってやっぱり粋だわ。
    なのに巻末の一行!「甘酒の○…」
    あはは~、アンちゃんてば!
    この感じだと恋の進展は、まだまだ先のよう…。
    でも、それはそれでいいのかなぁ。
    このままの二人でいてほしいような気もします。

  • 【和菓子のアン】の待望の続編。

    坂木司さんとの出会いはこの【和菓子のアン】でした。
    大好きな作家さんの一人。

    デパ地下の和菓子屋さん『みつ屋』舞台にした、ほんわかミステリー。
    このシリーズを読むと、やっぱり和菓子が食べたくなる(笑)
    坂木司さんの本、やっぱり良いですね~!!

  • 「和菓子のアン」の続編、やっと手にすることが出来ました。

    『空の春告げ鳥』
    あれ?
    飴細工の鳥…?どこかで読んだ、これ読んだことある!
    …と思ったら「和菓子のアンソロジー」に収録されていた作品でした。
    その時、少し物足りない感じがしたのですが(他の作品が濃すぎて)、こうして、1冊の本のプロローグ的な感じで読むと、これから盛り上がる気持ちの入り口みたいな感じがして、とてもふさわしかったです。

    『女子の節句』
    京都、こわい。
    ブランドで身を固めたお客さん、恐ろしいですね。
    お菓子を凶器に…

    『男子のセック』
    飴細工の次は、アヒルか~
    いろいろ勉強になります。

    『甘いお荷物』
    食べ物を売る立場になると、こういう、「食の安全」にヒステリックなまでにこだわるお客さんに必ずと言っていいほど遭遇しますね。
    対応が難しい。

    『秋の道行き』
    これから立花さんとはどうなるんでしょうね…
    どうもなってほしくないような、もうあともどりできない、みたいな。
    アンちゃん、「甘酒の“煮”」ではなく、“荷”ですよ。

    前作から、1年「みつ屋」でアルバイトを重ね、このままでいいのかと悩みだしているアンちゃん。
    仕事も、人間的にも凄く成長している気がします。
    読んで、ハッとしたのですが、和菓子って、祝儀にも不祝儀にも供される…言われてみれば変わった立場のお菓子ですね。
    それだけに、お客さんの抱える事情もいろいろ。
    日本の季節や年中行事、和食や、茶道にも関わり深く。
    本当に奥が深い。

    アンちゃんが、日常のご飯を食べる様が、すごく美味しそう。
    目玉焼きとか、白菜の漬物とか、何気ないものを食べているのだけれど、鼻先に、ほかほかのご飯の湯気が突きつけられたよう。

    立花さんは…柏木さんに対する嫉妬を持て余してるんだなあ…
    それが、菓子職人としてではなく、恋がらみの嫉妬だと、本人は気付いているのでしょうか…?
    続きが気になって仕方ない。

  • たしかに青春だったー!
    立花さんったら、もう。
    途中からわかったし、絶対そうだよね~~
    あんちゃんは誰からも好かれていいな~
    青春以外にも、接客とは?という事や、
    アレルギーの事など、勉強になる事も多く、
    楽しく読ませて頂きました。
    続きが読みたい!

  • 前作の「和菓子のアン」同様和菓子がとっても美味しそう。(←まずそこ!?)
    前回と違うのは、ちょっと重い話が多いこと。
    いろいろ考えちゃってちょっと憂鬱になるかも。
    でも相変わらず、アンちゃんのキャラが可愛いし、
    それ以上に立花さんの乙女度が可愛い。

  • 仕事をしていくうえでついつい疎かにしがちな、大事なことを思い出させてくれたかな。
    すぐ忘れちゃうけど。
    仕事って結構惰性でもなんとかなるから真摯に向き合ってその道のプロを目指すっていうのはな、なかなかできるものではないから。
    商店街のスルースキルは私もほしい。
    甘酒はおいしい。私も作ってみるかな。

  • 前作が面白くて、すぐに図書館へ借りに行った。

    仕事への取り組み方や立ち位置、このままでいいのかな…と悩み、向き合うあんちゃん。
    『バイトであることを引け目に感じてるくせに、バイトだから助けてもらえるとどこかで思ってた』
    この言葉がすごく印象的だった。
    震災の風評被害の話も…。

    私の中での立花さんのビジュアルは、りゅうちぇるです(笑)
    『甘酒屋の荷』の意味、“片思い”って、それって、、立花さん→あんちゃんってことだよね?
    きゃー!続編あるかなー!読みたい!次は「アンと愛情」かしら。
    とりあえず「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」を読んでみよっと。
    和菓子熱が冷めません。。笑

  • ☆3.5

    デパ地下でバイト中のアンちゃん。
    美味しいものが大好きで、同僚にも恵まれてるけどこのままバイトでいいのかどうか悩みを持っています。

    デパートのお客さんの小さな謎を解いたり、美味しいものがとっても美味しそうに書かれていたり、アンちゃんのとっても素直な性格だったり、読みすすめるのがとっても楽しい1冊でした。

    前作通りおもしろかったのですが、今回は立花さんがわかりやすくアンちゃんに片想い全開で、そこらはんは読んでて、んーーって感じです。

    けど。ラスト、「甘酒屋の荷」のくだりはすごく良かったです。

  • 「和菓子のアン」の続編。
    和菓子屋さんでバイトを始めた杏子が出会う美味しいものとちょっとした謎をめぐる可愛いお話です。

    デパ地下の和菓子屋さん「みつ屋」でアルバイトを続けている杏子。
    アンちゃんとあだ名され、大福にそっくりと言われるほっぺの、ぽっちゃりした女の子だ。
    (そんな子が売り場にいるって思い浮かべるだけで楽しいけど、本人は容姿に自信がない)
    店長も同僚も、個性的で、いい人ばかり。
    知識が豊富で物腰の柔らかな先輩の立花さん、長身のハンサムだけど、実は中身がけっこう乙女だったりして。

    向かいの店舗に新しく入った店の店員さんが、たまたま杏子の顔見知り。
    何かと話すようになり、好意をもたれているような気配だが、アンちゃんははっきり気づかずにちょっと困っているだけ。
    立花氏は気を揉むのですが~おやおや?(笑)

    自分にはこれといった核がないとうだうだ悩み始めたアンちゃん。
    そりゃ若いし、キャリアもまだないもんねえ。
    困っているお客さんを何とか手助けしようとしたり、気難しいお客さんに出くわして悩んだり。
    友達と京都旅行へ行くといった新展開も楽しい。
    小さな事件には、色々な要素が入っています。
    明るく素直で飾らない、親切心のある女の子なので、そのよさは作品全体を通じてじわじわと心温まるようで、楽しい読後感。

    謎解きに頑張ったアンちゃんが、立花先輩の気持ちには見事に気づかないという。
    って、ネタバレだけど~これぐらいは書いちゃってる人も多いから、いいかな‥
    これは、まだ、続きがあるんでしょうね?

  • 「和菓子のアン」の続編。

    今回もやはり思う。

    アンちゃん、まっすぐだなぁ。
    そのまっすぐさ、みつ屋の勉強できる環境、
    見習いたくなる先輩・上司。

    自分の頭で考え、気持ちを確かめながら
    確実に前進していくアンちゃんに
    大好きなのに羨んでしまう私。。。

    和菓子(洋菓子も)の知識話も健在だし、
    アンちゃんの人柄が本当にほっこり。
    だもの、絶対にはずれないですよねぇ。

    坂木さん、あとがきに書かれてますけど
    今回も私にとっては「お助けあんこ」になりました。
    次回の展開、かなり気になります。

    是非是非「お助けあんこ」は長く長く続けて欲しい
    そう思う一冊です。

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