砂丘の蛙

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著者 : 柴田哲孝
  • 光文社 (2016年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910860

砂丘の蛙の感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。作中にもあるが数年前に起きた現実の事件をモデルにした作品。
    ネットや携帯電話の普及した現在では考えにくいが実際に起きてるので恐ろしい。マインドとは何と不確かなものなのだろう。
    この作者の登場人物はなぜか温かみがあるし、料理をけなさないのが良い。
    1つだけ残念なのは主人公が刺された理由がわからない!

  • 刑務所から出所したばかりの男の死と、襲撃された刑事。二つの事件を追ううちに浮かび上がる、恐るべき事件の正体を描くミステリ。
    このタイトル「砂丘の蛙」からして実に意味深なのですが。事件の真相にはさらに絶句でした。まさかこれほどまでのことが! でもこれって、現実にも似たようなのはあったんだよねえ……。その方がよほど恐ろしいことです。
    徐々に明らかになる事件関係者とその消息、そして真相に近づいていく手ごたえにははらはらどきどき。一気読みの一冊でした。

  • いやいや、なかなか面白かってんけど。
    一気読みしてしまった。
    希望のある話ではないけど
    後味は悪くない。
    他の作品も読んでみたいなぁ。

  • 2016.01.14
    故郷が出て来て懐かしさを覚える。世の中には計り知れないこと、理解出来ないことがあるものだ。しかし、刑事物は「勘」などと言いながら、やはり「気づき」の世界なのか、面白い。

  • 「黄昏の光と影」のベテラン刑事の片倉&新人刑事の柳井コンビのシリーズ。

    舞台は東京、千葉から神戸、そして島根に鳥取へと。前作と同様、舞台が地方へと移っていき、そこはかとなく旅情的。捜査は進めど、なかなか事件の核心が掴めないままストーリーは進むが、まさかラストであんな結末が待っていようとは思ってもみなかった。例のあの事件を彷彿とさせるような内容のミステリはこれまでもいくつか読んでいるが、まさか今作品でも出てくるとは想像だにしていなかったし、その信じ難い真実が露わになった瞬間に受けた衝撃はなかなかのものだった。今作の事件は勿論フィクションではあるけれど、フィクションだからと高を括ることができない現実が何より怖い。

  • タイトルが事件を象徴的に表しているのは読む前から想像できるが、こんな事件だったとは。そしてラストまで気を抜けなかった。社会派または半ドキュメンタリーといってもいいくらいだ。人間の不思議をしっかりとしたドラマ構造を使って描いていると思う。とにかく「お金はいつでもいいからね・・・」みたいな関係は危険極まりない。人心をとことん浸食してゆく邪悪な人間は事実存在するのだ。 「黄昏の光と影」の刑事コンビがここでも活躍。

  • 7月-9。3.0点。
    黄昏の光と影に出ている刑事の続編。
    刑務所出所直後に、殺害された男。
    刑事に会おうとしていた風だが、足取りがつかめず。
    ある事件がモデルになっているが、捜査は非常にゆっくり。
    まあまあ。

  • 【ネタバレ】久々に骨太な本格ミステリ。主人公が少しずつ真実に迫ってゆく過程がリアルで興奮させられました。ただ、あまりにも切なすぎる結末に★一つ減点。

  • 作中にも書かれていますが、同じような事件が後を絶ちません。
    解決へと進む中年刑事とその仲間たちの活躍が、せめてもの救い。

  • 「黄昏の光と影」の続編。
    出所直後に殺された男の事件からつながる社会の闇に,ロートル刑事が挑む。
    主人公が普通のおっさんで,内容も実際の事件をモチーフにしている社会派ミステリ。
    地味だがなかなかの読み応え。
    ただし,文章にやたら””が多い。

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