- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334911195
感想・レビュー・書評
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名探偵に憧れる少女が「不思議の国のアリス」をモチーフにしたVR世界で推理ゲームにチャレンジする連作短編集。
脱出もの、誘拐、ダイイング・メッセージ、遠隔殺人、密室といったオーソドックスな謎と「不思議の国のアリス」ならではのトリックを絡めた良質な短編になっていますが、第五話の大仕掛けはVRの設定が後出し気味なので不満が残ります。 -
アリスが好きなので読みました。トリックもしっかりしてたしおもしろかったけどアリスの話し方が終始「〜かよ。」って言ってて口悪かったのが気になった笑
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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフにしたミステリです。
舞台がバーチャル・リアリティの世界という特殊設定なので、アリスの世界観が無理なく再現されています。
謎の提示と解決も、作品世界を反映したものになっていて、そこに創意や工夫が感じられました。
ノリは軽めかもしれませんが、なかなか凝った作品で、続編があっても面白そうです。
『不思議の国のアリス』をモチーフにしたミステリはいくつかあるらしく、他の作品にもちょっと興味を惹かれます。 -
父親のような名探偵を目指すアリス。
誕生日、クックードレイクという男からVRゲームをプレゼントにもらった。
それは不思議の国のアリスをモチーフとした謎ときゲームだった。 -
2016/09/24読了