うと そうそう

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 74
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784334911386

感想・レビュー・書評

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  • 森泉岳土氏の作品『うと そうそう(2016)』を読了。

  • 寒い冬の日にカフェとかであったかい飲み物飲みながら読みたい本。

  • スケッチによるショートショート

  • スケッチという程度だが、この短さに込めた思いたるや。
    しかし大林宣彦による解説文のほうが、極上。

  • 2016-12-22

  • 2018/5/19購入
    2018/6/13読了

  • 手に入れたものを失う
    それは「もとどおり」とはちがいます

    まったくだ。

  • 好みすぎてびっくりした
    「もりいずみ たけひと」さんという方。名前も素敵
    タイトルの う は烏 と は兎。太陽と太陰にはそれぞれう と と がすんでいて
    そうそうは怱怱 あわただしい様。因ってうとそうそうは月日が経つのが早い様
    ナルホド!

    内容は何より少ない言葉でその行間が伝わるのがすごい。
    目には見えない行間の中で生きる人たちの短編集。

  • 日常のふとした瞬間に、思いを巡らすこと。自分だけのこだわりを持つこと。モノローグで語られる短い物語が積み重ねられる。/好きなセリフ/ 知らない人だらけの電車ではいつも目を閉じて組曲「惑星」を聴く。わたしの惑星はわたしの王国。/でもね 振り返るとあたたかい気持ちになるの 不思議ね あたたかい気持ちしか残ってないの/はじめて頼んだカフェモカは世界中の幸せを煮詰めたように甘かった/「月は年々少しずつ地球から離れていってるんだって」すげないよね/

  • あの日のわたしがいるから、いまのわたしがいる。

    英語教師に恋をした女子高生はささいなきっかけを作っては、先生に近づこうとしていた。そんなある日の放課後、先生を見かけ、いたずら心から後をつけてみるが……。(「甘い憎悪」) 気鋭の漫画家がスケッチする、15のショートストーリー。

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著者プロフィール

水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。著書に最新作のコミカライズ作品集『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』のほか、『セリー』『報いは報い、罰は罰』『ハルはめぐりて』『うとそうそう』『カフカの「城」他三篇』『耳は忘れない』『夜よる傍に』『祈りと署名』など多数。

「2020年 『ランバーロール 03』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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