素敵な日本人 東野圭吾短編集

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著者 : 東野圭吾
  • 光文社 (2017年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911515

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素敵な日本人 東野圭吾短編集の感想・レビュー・書評

  • ★3.5

    9編からなる短編集
    ・正月の決意
    ・十年目のバレンタインデー
    ・今夜は一人で雛祭り
    ・君の瞳に乾杯
    ・レンタルベビー
    ・壊れた時計
    ・サファイアの奇跡
    ・クリスマスミステリ
    ・水晶の数珠

    流石、東野さんです。
    短編集なので、ずっしりとした読み応えがある訳ではありませんが、
    一話一話、ミステリ・サスペンス・脳科学・SF・近未来・ホロッとするもの…。
    冒頭からぐいぐい引き込まれるし、予想する結末を裏切ってくれる。
    色んな味わいがあり、短編集の素晴らしさを感じる事が出来ました。
    人間描写も秀逸でした。

    「レンタルベビー」・「10年目のバレンタインデー」・「サファイアの奇跡」
    「水晶の数珠」が良かったです。

    一日一話、少しずつ読めたのも良かったです♪
    タイトルも意味深だなぁ。
    次回は素晴らしい長編を期待したいです。

  • 「毎日寝る前に一編。ゆっくり読んでください。」と帯にあるが、とてもとてもそんなわけにはいかない(笑)。
    それぞれ魅力的なミステリーで、次々と続けて読んでしまいたくなる9編。
    犯罪者心理を描いた『壊れた時計』や『クリスマスツリー』は秀逸。『君の瞳に乾杯』って、見たような題名だと思ってたら、著者の作品に『ウインクに乾杯』があった。もちろん、内容は全然違うけど。

  • タイトルから心あたたまる短編集かと思いきや、ブラックユーモアただよう話が多い。シニカルな結果になったり、ストレートには終わらないオチがあり、楽しかった。
    ミステリの定番にツッコミを入れる「壊れた時計」、珍しくジーンとくる「水晶の数珠」がよかった。

  • バラエティに富んだ簡易で気軽な短編集。ちょっとした暇つぶしに最適です。コミカルなミステリーが多く、どれも楽しめました。個人的には『十年目のバレンタインデー』と『水晶の数珠』が好みです。後者は泣けました。本の題名は『素敵な日本人』ですが、特段日本人であることに拘った作品集ではありません。それが一番のミステリーかな(笑)

  • 【正月の決意】に出て来る登場人物達がみんな俗っぽくて笑えた。みんなスケベでいい加減な人達だけどそれほど憎めない。

    【今夜は一人で雛祭り】の雛人形の薀蓄には感心しました。私も娘の為に毎年七段飾りを飾っているのですが、私の飾り方に間違いはありませんでした。

    【10年目のバレンタインデー】と【君の瞳に乾杯】は短編でも斬れ味抜群ですね!

    【壊れた時計】は思わず『止めときゃいいのに』と何度も言いたくなる。

    【レンタルベビー】色んな含みをもたせた近未来ですね。

    【サファイアの軌跡】東野さんの昔の長編に同じネタあり、但しオチは180度って感じです。

    【クリスマスミステリ】またまた登場の魔王館殺人事件!!!

    【水晶の数珠】ウチにも無いかなそういうの!


    短い短編ですが後500ページぐらい続けば良いのになぁと思いました!

  • 帯に書いてあるとおり、毎日寝る前に一編ゆっくり読むとイイ感じの9編(^^)♪まぁ私は次に読む人が待っているので一気読みしてしまいましたが(^^;)どの話もどんな結末が?とドキドキしながら読んで、真相が解ると「おぉっ!Σ( ̄□ ̄;)」と驚き、最後のもう一捻りに「なんですとッ!(゜ロ゜;ノ)ノ」と思う素敵な読み心地(*´∀`)♪(途中で落ちを考えちゃイケナイよ(^.^))最後の「水晶の数珠」は少し泣けた(--、)

  • 東野圭吾さんの短編作品9つ。

    タイトルは、表題が四季にちなむものだから、でしょうか。
    少なくても内容に「ステキな日本人」がいろいろ登場するわけではないようです。

    どれもちょっと皮肉だったり、どんでん返しがあったりと楽しく読めました。

    「十年目のバレンタインデー」と「君の瞳に乾杯」は刑事もの?
    「レンタルベビー」と「クリスマスミステリ」は、どちらも主役が年配にご婦人で。
    「サファイアの奇跡」「水晶の数珠」は、ヒューマンチックでほのぼの。

    いろんな楽しさが詰まった一冊。
    短編なのでサクサク読めるのも良いです。

  • 10年前、突然、自分の前から姿を消した恋人の地理子からの連絡に心を躍らせて、待ち合わせのレストランにやってきた峰岸。
    彼女は峰岸にとって忘れられない女性だった。その彼女がバレンタインの日を指定してきたことに気を良くしていた峰岸だったが、地理子は思いも寄らない話を始める。(『十年目のバレンタインデー』より)
    多彩なストーリー展開で送る9編の短編を収録した作品集。

    2017年7月24日読了。
    東野さんの多才さに舌を巻きながら、切り口の違う物語をじっくり堪能。
    上記にあらすじを挙げた『十年目のバレンタインデー』は最初、本筋が分からなくて、どこに向かっていくのかと峰岸同様やきもき。地理子の目的が分かったときは「やられたー」と思いました。
    東野さん流の仕掛け満載の短編集に仕上がっていて、とても楽しめました。オススメです。

  • 9編の短編集。
    さらっと読めるが中々に凝っていて面白い。
    話には裏があったり、どんでん返しがあったり、失敗あったり、心温もるものがあったり。
    日常の何気ない生活の中にちょっと頑張る素敵な日本人がいた。

  • んー。
    今まで東野作品は色々読んだのですが。
    あまり好きじゃなかったなー。

    特にクリスマスミステリは、で?(・ε・)って感じになった。
    東野圭吾は、やっぱり長編の方が好きだと思いました。

  • +++
    登場する人物がどこか知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり、読み心地はさまざま。ぜひ、ゆっくり読んでください。豊饒で多彩な短編ミステリーが、日常の倦怠をほぐします。
    +++
    「正月の決意」 「十年目のバレンタインデー」 「今夜は一人で雛祭り」 「君の瞳に」乾杯」 「レンタルベビー」 「壊れた時計」 「サファイヤの奇跡」 「クリスマスミステリ」 「水晶の数珠」
    +++

    九つの短い物語。一遍は短いのだが、興味深い要素がぎっしり詰まっている印象である。ラスト近くのどんでん返し、視点の転換、などなど、嬉しい裏切りが詰まっている。そして、胸があたたかいもので満たされもするし、しばらく余韻に浸っていたくなったりもする。気軽に読めるが、贅沢な一冊である。

  • お正月からクリスマスまで季節を背景にした様々な短編。犯罪ミステリーが多いかな。
    私が個人的に好きなのは「レンタルベビー」。近未来の話ですが、子供を持つか持たないか決める前に、レンタルベビーで育児体験してみるという発想が面白いし、そのうち現実可能になるんじゃないかな。
    題名は内容と結びつくようなつかないような不思議な感じ。

  • 東野圭吾の完全な短編集。
    私が知ってる限り、完全に独立している短編集は珍しい。
    読まなくてもいいかな、と思っていたけど、話題になっているから、結局読んでしまった。
    やはり、ファンが多い作家さんなだけに、30ページぐらいの短編でも、話がすごく巧み。何作か、実は警察官…と言うものがあったけど、トリックもほぼ系統が違っており、純粋にミステリーとして楽しめる。

  • ずっと読んでいたくなる短編集。このまま、短編集が途切れることなくずっと続けばいいのになと願わずにはいられなくなる。嗜む程度に読むために、というねらいで書かれたものらしいが、やはり没頭してしまい、一気呵成に完読。さすが、東野圭吾。

  • 短編も、東野圭吾。規格外のベストセラー作家、死角なし。

    登場する人物がどこか知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり、読み心地はさまざま。ぜひ、ゆっくり読んでください。豊饒で多彩な短編ミステリーが、日常の倦怠をほぐします。

  • 短編集なのであっさり読めた。最後の話好きかも(^^)

  • 3.0 短編集。軽い感じで。

  • 短編集。
    ミステリだけでなく、SFやファンタジーの話もある。
    感動するオチや、笑ってしまうオチもあり、どれも素敵な話。

    先を読めない私には珍しく、一作目は冒頭読んだときに話が読めてしまったのだけど、この文章にそう思わせる何かがあったのだろうか。
    先は読めたけど、ストーリーやオチが想像できなかったものだったので、結果的に面白かった。

  • 東野圭吾の短編集。東野圭吾らしい、最後にオチの付いたミステリー的なお話しが満載。どれも面白くあっという間に読めてしまいます。まぁ、いつも通りだいたいの話で人が死にます。しかしなんで「素敵な日本人」なんてタイトルが付いているのは謎。そんなタイトルの短編はないし。「とりあえず最近は日本人誉めておけば売れますよ」的な編集者の意見で決まったタイトル何だろうか。

  • 好きなときに好きな話から読めて、粒選りの短編集。ジャンルも読み味も種々取り揃えてあって、おもしろかった。
    レンタルベビー、サファイアの奇跡、水晶の数珠が好き。

  • 短編集であっさりと読める。
    一つ一つの物語に感動があり、流石東野圭吾!

  • どの短編もそれなりに面白く、またリズムが良いので読みやすかったのだが、最後の話で涙腺崩壊した。わたし自身祖父を亡くしたばかりだと言うのがあるからかもだけど。
    特にすきなのは十年目のバレンタインデー、今夜は一人で雛祭り、壊れた時計。基本的に皮肉な短編集。ラストだけが感動系。短編も東野圭吾は面白い。

  • 素敵な日本人という題名となかなか結びつかないかんじですが、、、。さくっと読めました。

  • 久しぶりに本を読んだ
    やっぱ本っていいな
    なんか落ち着く

    この本は、短編で、読みやすくて、ちょっといい。
    刺激的すぎないところが、ちょうどいい。
    読書の秋ですなぁ

  • 「素敵な日本人」
    素敵という枕詞をどう捉えたらよいのだろう。


    "寝る前に一編。夢中になってイッキ読み。寝不足必死のサスペンス。それも良いけど、読書は、もっと優雅なものでもあるのです"と言う言葉が、帯に並ぶ九編の短編集。


    意外性に富んだ短編もあるが、素敵な、と題名に付けた意図が知りたいですね。ずうずうすぎて、素敵だと皮肉を込めたいものや、純粋に素敵だとなるもの、恋は盲目で大抵トラップだなと具体的な仕掛けに素敵だとなるもの。色々な意図を込めた素敵な短編があったかなと思いました。これが狙いなのか否か、単純に知りたい。


    ずうずうすぎて素敵だ(呆れ)と思っちゃう「正月の決意」は、これぞあるあるを上手く表現した短編だと思いました。この人ら良くもまああそこ迄ずうずうすしくなれるなと呆れることは、一度は誰しもが思うこと。そんな腹立つことで、まさか命を救うことになるだなんて、まあこの人らは思ってないわけで。出だしの伏線の回収され方も好みでした。


    「今夜は一人で雛祭り」は、父の娘への想い、母の父への想いが混ざり合った純な話。旦那の母から受ける嫌がらせに見える扱いに耐えた妻を想い、申し訳なく思う旦那。ただその思いは少し違っていた。妻の返しが見事な短編です。ただ、それと娘の未来は別だから、なんか不安なんだけどね。


    さて「壊れた時計」は、どの意味で素敵な日本人なんだろうか。個人的には、時計を久しぶりに直せたと喜んだ店主の仕事心が素敵だと言うことだろうか。


    落ち着いた読み応えある短編が揃ってます。

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