- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334911676
感想・レビュー・書評
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何篇かBARでの話を含んでいるので、この題となったとおもうが、全部が酒などに関するわけではない。まあ、気軽に読めてそれなりの水準で面白い。作者としては、さんざん頭を捻って作ったことだろうが。読者は、言いたい放題で申し訳ないなあ。
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スラスラ読める話たち。
繰り返し出てくる同じ登場人物の話が繋がっていくのが面白い。
ショートショートって奥が深い。 -
実はショートショートは苦手だった。
長文の方が印象に残るけど、短いとすぐ忘れちゃう。
だけど、ちょっとした隙間時間には最適だと感じた。
どの作品もスパイスが効いてる感じでスカッとサラッとしてて面白かった。
「BAR」の連作もあったけど、そうじゃない話もあって、いいですよ。 -
全部ほんわかするショートショートで面白かった。
こんなバー行ってみたいな、ってのと、ゴールドコーストで話が繋がってるのも良かった。夫婦の話好き。 -
お酒やちょっと豪華な旅行がテーマになったショートショート集。どのお話も最後には「お後がよろしいようで」とぺろっと舌を出していそうなユーモア(ブラックジョーク含め)溢れる作品だった。
あと、時折出てくるバーのマスター、トニーさんがすごくミステリアスなオジサマだった。そもそもトニーさんは人間なのか……?!?! -
表紙と「BAR」の文字から、勝手に美味しいお酒にまつわる話だと思い込んでたので肩透かし。
サラサラと読めるし、面白くない!という事もなく、移動中や時間潰しにいい本だと思います。
それにしても、表紙の雰囲気が良すぎる… -
期待してなかったけど、面白かった
朗読で聞いても良さそう。 -
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お洒落なBAR、ゴールドコースト、甲子園……巧みな舞台設定と絶妙なテンポが癖になる!
行きつけのBARで勧められた奇妙なお酒。アルコール度数マイナス14%……? 不思議なお酒の秘密とは?――「マイナ酒」 1話5分で非日常の世界に酔いしれる! 新世代ショートショートの旗手による、極上の傑作21編!
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トニーさんというマスターの営むお洒落なBAR、ゴールドコースト、甲子園、という三つの舞台で繰り広げられる出来事の数々である。それぞれの場所の物語は、少しずつリンクし、続けて読むと何となく別の物語も見えてくるような雰囲気も漂わせていて、愉しめる。ブラックなものは少なく、ラストが明日につながるものが多かった印象もある。隙間時間でも愉しめる一冊である。 -
山形のスイデンテラスという宿のセルフバーにこの本が置いてあり、山形の地酒を飲みながら読み出した。
オシャレでちょっと不思議なショートショート。読みきれなかったので家に帰って近所の図書館で借りて読破。
以前、表紙に惹かれて読んだ「海色の壜」と同じ作者と知り納得。
雰囲気似てた。