- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334911744
感想・レビュー・書評
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現在進行形の事件ではなく、探偵事務所に持ち込まれた記録映像を見ながら真相を推理していくかたち。臨場感はあまりなく、新聞の記事を読んでいるようだった。色々な場面に共感できず残念。
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映画製作のロケハンで島に渡った六人、全員死亡。事件性なし。──本当に? 克明に撮影された渡島の記録と、生存者ゼロの悲喜劇的な結末が示す真実には、きっと、名探偵しか気づけない。事件と解決、動機と結果が転倒し続ける本格ミステリの極北。
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著者の作品を読むのは初めてです。
アメトークで読書好きな書店店員をしてる芸人さんが推していたので気になり読みました。
うーん…
なんだか、8割退屈だけど最後の2割で驚きの大どんでん返しがくるのだろう…と期待しながら読み進めましたが…
結局私には面白みがわからないまま終わってしまいました。
どういう展開になるのかドキドキしながら読んでいた前半のワクワク感は見事に裏切られました。
こういう小説の場合、裏切られる時は駄まされた、そうだったのか、という良い意味の裏切りですが、このまま特に何もなく退屈なまま終わるというまさかの文字通りの裏切り。
私が凡人ゆえに分からなかったのかもしれません。 -
記録
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島に渡ったスタッフ6人の性格に個性が無いから誰が誰なのか分かり辛い
だから誰かが死んだとしてもあまり感情移入出来ない
探偵も終盤にちょっとしか出て来ないのも駄目だし、そんな理由で6人が死ぬか?って感じの結末で納得出来なかった -
詠坂さんは、やっぱりちょっと苦手かな。
独特過ぎて。こういう手法なんだろうけど、
凡人の私には、ひねくれ過ぎてわざとつまらなく描いてるようにしか思えない。
詠坂さんの本が面白いと思える人は、かなりの上級読書家だなと思う。