- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334922122
感想・レビュー・書評
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この本持ってなかったΣ(今頃?!)慌てて探したら絶版だったTT少し未来、地球の環境が壊れていく中、オヅ先生の提案で始められた第6学級B組の学級日誌。世界は異なっても互いに傷つけ合ったり、仲良くなったり、些細な思い違いは変わらないなぁと胸の痛むこと少々。彼らの1年間を彼らの言葉で綴った一冊。彼らが大人になるころの環境に憂いが。登場人物は違うけど、海猫宿舎とかにリンクしてそうな印象。
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書き方が学級日誌風で、すごく面白かった。
日誌だから、キャラ個人の魅力が溢れてて飽きなくていい。
日誌を書いてる生徒たちの住んでる世界の状況は、普通の文章では全く書かれていないけど、読めばわかるようになっていて、面白い。すぐにかっとなって、手が出てしまうノンノンが面白くて好きでした -
はじめはとてもまじめに学級日誌なんだと思って読み始めた
途中から???そういえば生徒の名前がとてもおかしい
先生の生徒に対する姿勢がとてもいい
ああ、教員時代に読んでいて、わたしもこんなにまじめに対応する先生だったらなと
で、最後にやっぱり・・・と -
再読。生徒たちの変化と成長が日誌形式で描かれている。
長野まゆみ初期作品の中で好きな作品のひとつ。 -
学級日誌。
なんだか生々しくて、大昔前のことなのに、自分の小学生時代の出来事とかを思い出してしまった。 -
こういうお話がすき。長野さんの文体はどこか儚くてぼんやりした夢のようですき。
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全篇学級日誌の形式になっている一風変わった体裁の本。それぞれの生徒の語り口の対比(特に個々人の成長が文面に表れてくる箇所)、そして彼らの語りから徐々に露になるSF的閉塞感漂う世界観など、著者が予めちりばめた「手がかり」を辿っていく楽しさがある。意図的に硬質な演出も含めて、どことなく好感の持てる小品に仕上がっている。
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H市図書館
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独特の空気がすき
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オヅ先生と、生徒たちの学級日誌。