パレスチナから来た少女

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 49
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923051

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで改めて中東問題の勉強をした。今まで漠然とした知識しかなかったんだけどエルサレムの歴史的重みを再認識した。平和ボケしたよっちんには想像すら追いつかない現実で…読み物としての面白さ、スピード感に加えて展開の激しさに夢中になった。一読では済まぬものがあったのでお休みをかけてじっくりと読んだ。

  • パレスチナを扱った娯楽小説。少し重いかなと買ってから敬遠して置いていたけれど、読んでみたら思ったよりも読みやすかった。

  • イスラエル周辺情報を、こういう小説から得ることができるのはよい。世界情勢の解説、ニュースなどと違い、住民感情やパレスチナ側の想いが登場人物を通して伝わってくる。フィクションではあるが、パレスチナ難民キャンプでの虐殺事件や実際にあった事件、実在する人物、組織が登場する。

  • フィクションだけれど中東の事情が勉強できる。イスラエルによる難民キャンプ襲撃の記述からは、その凄惨さと難民の怒りが生々しく伝わってくる。何とかパレスチナ難民に平和な生活を取り戻させてあげたい。

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞(1998/2回)

  • 近代史。スリル満点のテロリストの話。

  • パレスチナ難民キャンプで家族を惨殺され、テロリストとなったマリカ。彼女は、日本に極秘潜入するが。
    ぐいぐいと引き込む話で、ページから目が離せずに読みきりました。
    しかし、あとがきでずっしりと考えさせられます。
    そういえば、ユダヤ人を描いた本は何冊か読んでいますが、パレスチナ人が主人公の本は初めてです。

  • 日本、パレスチナを舞台にし繰り広げられる歴史ファンタジー。

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