僕のなかの壊れていない部分

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著者 : 白石一文
  • 光文社 (2002年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923631

僕のなかの壊れていない部分の感想・レビュー・書評

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  • 主人公が良い方に変わるのか、より壊れていくのか気になって一気に読んだけど、変わらないままだった。必要とされる喜びを感じてるのに自分勝手に振り回して突き放して痛々しい。でも人は変われないしぽっかり空いた穴は他のものでは埋められないよねと思った。私は枝里子さんに感情移入だなぁ。まっすぐで一生懸命で、理解しよう理解しようって相手を想う姿勢に共感。でもわかり合える相手じゃなくて、嫌いになりたくないって頑張ってる姿が痛々しくて苦しかった。端から見るとわかるけど、渦中にいるとわからないんだよね…。あと、そんなに出てこないけど性描写がえろかった(笑)大西夫人がドM過ぎる。旦那さんが20歳上の貿易商で一年の半分は海外にいる、いろいろ満たされない有閑マダムな感じに描かれてて熟女想像してたらまさかの32歳だった(-∀-;)…。

  • 死の受容は、一切皆苦であり、輪廻の中に人は存在していて、全ての物事は然程意味の無い事である。過激な性描写も然り。親からの愛情を受けない環境で育った主人公は、典型的な回避依存であり、去るなら、近寄るな。これでもかと傷付けても尚、自分を求めるのであれば、今度こそ離れないと確信出来る。無意識に試さずにいれない。去られるのが怖いし、傷付けるから、先に離れたくなる。自分が愛される事を信じていない。本当は必要とされたい。それが、拓也との河原での場面に現れている。

  • 一部、自分を見ているようで耐えきれなく、もしくは「阿呆か…」と感じざるを得ない場面も多くて困る。
    嫌いではないのだけれども、ではなぜたまにこの人の本を手にするかというと、この作家がなにか今までの書いてきたテーマ、もしくは考えてきたテーマを凌駕する瞬間を見たいからなのかもしれない。

  • Amazonレビューでの賛否両論。
    ディスられっぷりが逆に読みたくなる本。

  • ずっと気になっていたタイトル。

    3人の女の人と関係を持って、不安定なバランスで保っているようでありながら、一貫してどこか冷めていて、どことなくずっとひとりぼっちな感じ。
    付き合ってる女の人3人だけじゃなく、拓也・ほのか・雷太の3人の子どもたちが主人公にとってすごく重要な気がした。

    人が幸福になるには、自分よりも他の存在を愛することで、それは男女の恋愛感情を超えたものだと考えると、幸福になれそうな終わり方。

  • とりあえず読んだけど、何だかよく理解できなかった。

  • 生きる意味について,改めて突き付けられました

  • “僕”という人間はどうしてこんなに偏屈で独りよがりなんだろう。こんな人を好きにはなれないが何故か気になってしまう。彼を理解したい、彼の壊れている部分を埋めてあげたい、救ってあげたい気持ちになる。枝里子もそうなのかな。

  • 嫌な本だな・・・。
    主人公に全く感情移入できずひたすら嫌悪感だけが・・・。

    でも・・
    何か今の自分にチクチクと痛い問いかけをしてくる・・・。
    人生観・生死観を自分に考えさせる1冊。

    また読みたいような読みたくないような・・・w

  • 虚しい。

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僕のなかの壊れていない部分の作品紹介

強烈な個性を持つ男の女性関係を描き、小説の大きな役割に真っ向から挑んだ著者の最高傑作。

僕のなかの壊れていない部分はこんな本です

僕のなかの壊れていない部分の文庫

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