僕のなかの壊れていない部分

著者 :
  • 光文社
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感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923631

感想・レビュー・書評

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  • 某レッズMFのオススメ作品。ゆえにココに分類。過激な表現も所々あるけど、読んでて色々と得るものはあるはず。もっと穏やかな(?)カンジがいいなら、「パイロットフィッシュ」がオススメ。

  • なんか自分、最近ウハウハしてる。そんなこと感じたあなたは即購入し、少し落ち込んでください。

  • 「あなたはほんとうに死にたくはないのですか? もしそうだとしたらその理由は何ですか?」
    酷い男と、酷い現実を書いた本。
    個人的に、21世紀の最重要作。
    20歳を超えて、泣けるほど感動したのはこの一冊だけ。
    読んで鬱入るかもしれないけど、その価値はあります。

  • 読んでて憂鬱になりました。
    でも読んでみてよかったと思える作品でもありました。
    主人公の気持ちや考える事、
    それがあまりにも共感をもてたので
    この主人公と自分とでは状況などが
    違うにも関らず、自分をみているようでした。
    (もちろん、それは違うんじゃないの?と思う部分もある)
    この物語を大まかに見る部分でみるよりも、自分はどうしても彼視点で
    物語を読み進めていってしまいました。

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著者プロフィール

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』など著作多数。

「2023年 『松雪先生は空を飛んだ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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