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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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気がついてみると、少しずつ、自然は変化しているのだ。ゆっくりと「形」を変えている。(Nature was changing gradually and casually. So slowly, nature was changing its "form".)
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理由もなく存在するものが、もしかして、あるのだろうか。もしかして、それが「美」だろうか。あるかもしれない。一瞬でも、あるかもしれない。(There can be something without reason. Maybe that is "beauty". Maybe that is. Even for a moment, that may be there.)
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何故なら、造ることは、立ち向かうことではなく、造ることは、何かを許すことなのだ、と感じているからだった。(Because, creating was not confronting.Creating was forgiving something.)
みんなの感想・レビュー・書評
失われた猫を購入したので、前作を再読。最初、灰色だった猫が最後には白くなってるのね。で、失われた猫に続くのか。
「失われた猫」の9年前に描かれた本。
やはり、森博嗣独特の静けさと、それに呼応する佐久間真人の絵が素敵だ。
何度も生まれ変わり「美」についての探求を続ける猫の物語。
この抽象的な概念を猫の身の回りからシンプルな言葉で探求する過程がすばらしい。
途中、トリックがあるのだけども、ミステリィ作家の魂胆なのだろうか。
しかし、その意図を深く探ることは未だ出来ない。
「美」とは何か? を追求する猫の物語。
「モリログ9」で「本格ミステリィ」と言及されていた本です。
哲学的な文章と、不思議と引き込まれてしまう絵。
とても1度読んだだけでは味わい尽くせません。
下段の英文がとてもシンプルなので、森さんが書いたのかな、と思いながら読んでいましたが、奥付を見ると別の方が訳されたようです。
前からすごく気になっていた本。猫の建築家が何度もの生まれ変わりを経て、「美」とは何かを考える。
英訳もシンプルでいい。理系ならではの訳し方というか。
佐久間真人さんの絵もとても印象的です。猫が探す美を象徴するような絵。
いい本でした。
絵本だけどテクスト量はかなり多いし難しい。でも、こっちのほうが森博嗣の本領という気がする。少なくとも私は好き。絵もかなり大人っぽい雰囲気で、それだけ見ていても楽しいし、テクストを吟味するもよし、英文で読み直すもよし。すごく自由な本だと思う。
猫のいる端正な絵本。
路面電車のいる風景。
猫は考えている。
猫が美を考察している。
(2003年05月03日読了)
猫の建築家が美について探求する物語。
機能と形。
話も絵も好き。
何故なら、造ることは、立ち向かうことではなく、
造ることは、何かを許すことなのだ、と感じているからだった。
理由もなく存在するものが、もしかして、あるだろうか。
もしかして、それが「美」だろうか。
猫のフォルムはうつくしい。哲学的な猫の呟きと、雪に覆われた地面の白。初めて読んだのはかなり前だけれど、印象的だった。
「美」について考える猫。
絵を眺める。文章を読む。それからもう一度、絵をじっくりと見つめる。夜の色が好き。ゆっくり、静かな時を選んで読みたくなる本。
絵の中には、必ずどこかに猫がいる。人はいない。でも人の営みの気配はする。早朝の街みたい。足りないわけでも、欠けているわけでもなくて、余裕がある。または余白。余白の中は猫の思考で満たされている。
タイトルと絵に惹かれて購入して、絵しか見てなかった。
ふと思い返して手に取って、あらためて文章を読んでみた。
「美」とはなにか――単純なようで、複雑な問いの解を探す猫は、建築家というより哲学的だと思う。
1回目、普通に文章を読んだけど正直よくわからなくって、2回目は絵を眺めながらパラパラと。
3回目、絵を眺めて文章を追って読んでみた。
何度もページを戻して進めて全体を観て読んでのくりかえし。
なんだか奥が深いんだな。
絵を観てるだけでも楽しい1冊だなって思った。
<pre><b>誰も「美」の意味を説明できない。そんなものが本当にあるの
だろうか? 建築家に生まれ、「美」の意味を問い続ける猫。
ミステリィ作家・森博嗣が新進画家と共同で生み出した、静謐
な物語。英文併記。</b>(TRC MARCより)
資料番号:010564870
請求記号:726.6/サ
形態:図書
</pre>
絵がすごくきれい。
文章あまり読んでません。。。。
それより森 博嗣の本業って作家なのか助教授なのかもう誰もわかりませんね。






