ゲームの名は誘拐

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1714
感想 : 245
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923754

作品紹介・あらすじ

前代未聞の誘拐小説!事件は犯人側からのみ描かれる。果たして警察は動いているのか。

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾さんの本にハズレはあまりないなと改めて思いました。誘拐犯視点の物語が面白い。

    よくよく考えると、その内容(きっかけとか?)は後味が悪いものかもしれませんが、グロテスクな表現がなく感情移入するような深い掘り下げもなかったので、そこのところはあまり考えずラストまでそうゆうことだったんだねと読めました。



  • 面白かった。重みのあるミステリーではないけれど、中盤までは身代金が取れるかどうかで楽しめ、後半からは誘拐事件のからくりの真実はなんだったのかで楽しめた。エッチな場面さえなければ高校生に薦めたい。

  • やり手の広告代理店プランナーが、仕事上で屈辱を味わわされた大手自動車メーカー副社長への復讐として「ゲーム感覚の誘拐事件」を実行する。エリートのプライドが裏打ちされた犯人の人間性が垣間見える。犯人視点のみで展開していくので、警察や誘拐された娘の家族の動きなどが分からなくてそれがとても面白かった。

  • 話は面白いんだけど、樹里が誘拐で死んでんのにゲームの扱いになるのは…どうなん?

  • 広告代理店でイベント企画をしている佐久間駿介が、取引先の副社長を相手に仕掛けた「狂言誘拐ゲーム」。駿介の計画は、完璧に遂行されるのか? 『Gainer』連載の「青春のデスマスク」を改題して単行本化。
    (2002年)

  • 東野作品にしては締まりが緩いかな……。
    出てくる人物の多くがクズ。
    同著者の『さまよう刃』とは違う感覚ですが、私的に“イヤミス”です。

  • 再読です。佐々木駿介がゲームとして行った誘拐がとんでもない事に。葛城勝俊の娘を樹理が家出した事をきっかけに誘拐ゲームを始めたのだが最後にどんでん返しが。このゲームで初めて敗北となる佐々木でした。しかし、娘の為とは言え、犯罪を隠蔽しようとする両親が少し怖い。

  • 面白かった!

    就活はゲームじゃないですが。笑
    主人公に対する印象が途中結構変わっていったなぁと思います。

    ちょっと筋が読みやすかったというか、はまる感じは低かったかもしれないけれど、
    でも面白かったです☆
    騙しているはずが騙されていることに気付いてゆくところは、怖かった。

  • 東野圭吾さんの作品の中では、あまり面白くない方に分類される作品。それでも読む価値はありそうだけれども。

    途中、ビックリして本を落としそうになりました。

  • 面白いゲームでした。佐久間さんのこれからのお仕事が楽しみになります。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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