- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334924447
感想・レビュー・書評
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書評家 豊崎由美社長が推してたので手に取ってみた。
正直、外国を舞台にした話はキャラクターの名前が覚えられないんだけど、そして今回も覚えられないままに読んだんだけど、おもしろかった!!
短編連作で読みやすかったし。
森福都先生、他にも読んでみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう神話や昔物語的なのが好き。
主要登場人物を、もっとたくさん使ってほしかった。 -
久々に読んだ中国風ファンタジー。
まあ、こんなかな。 -
中国の小さな県を舞台に、見た目はただの老人だが、実は何百年と生きている妖怪・「すっぽん」の師と、すっぽんを師と仰ぐ県令の聡明な12歳の息子が見守る中、市井の人々がめぐりあうささやかなファンタジーを描いた短編集。
不老不死の薬や人面瘡など、異国情緒あふれる不可思議なものがちりばめられて、さながら古い御伽噺のよう。
どの物語も歯切れがよく、読みやすい粒揃いだ。愛らしい人面瘡の登場する編が一番好きかな。 -
朝倉めぐみさんのイラストが表紙ですよ!
1行目を3回くらい読み直した。
何故かと言うと舞台はいずれの御時かの中国藍陵県、県令の息子とその師匠が山の中腹の東屋から町をみおろしているのだが。
師匠がね〜「すっぽん」だって書いてあるのよ。
すっぽんの化身なの。
で、県令の息子に世間っちゅ〜もんを見せているの。山の中腹から。見せて自分で考えな、と。
視点はそれぞれの短篇で異なり、それを見ている師弟を読者が見ている、てな入れ子構造。
連作短篇なので、1話目にでてきた人物やらその後の話が別の話にちらりと出てきたりもします。
装幀 / 柳澤 健祐+mamiana graphics
装画 / 朝倉 めぐみ
初出 / 『小説宝石』2001年9月号・12月号、2002年4月号・7月号・11月号、2003年6月号・11月号。 -
<A target="_blank"HREF="http://blog.livedoor.jp/sumegami_taito/archives/7535346.html">読書系Blog『もう1人じゃない! 〜読書オンチな君と僕〜』の本書紹介記事</A>