- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334924584
感想・レビュー・書評
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2016年4月5日読了。中学教師・祭戸は生徒をインターネット被害から守るための「サイバーエンジェル」として活動する中、奇妙な言動を繰り返すチャット主と知り合い・・・。チャットの描写、ネット内の犯罪やネカマなどはリアルではあるがこういうネタはあっという間に素材として古くなってしまうのだな。犯人に関して作者が仕掛けるトリックなどなかなか面白くもあるのだが、話の中できちんと消化されておらず、「言われてみればその通りだけど、うーん」という感じでスッキリしなかった。主人公がチェット主の住所を突き止める方法が、自分でも「アナログ」と言っているがなかなか面白い。攻めるべきはシステムではなく、人が関る部分、ということか。
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驚くほどつまらない。
きっと創作意欲ではなく、依頼されて片手間に書いてみただけに違いない。 -
コンパクトな中に、技巧とアイディアが光る佳作。
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オチがちょっと分かりやすかったかも。ネット上ってどうにでも正体を偽れるのって怖い。
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チャットを舞台にしたミステリー
最初らへんがチャットについてえらく説明口調でうけた。まぁ、たしかにチャットを知らない人もいるだろうからいたしかたないのかな?まぁ、それは許せるとして(何様)
なんで、たまたま入ったチャットでたまたま事件が起きて、たまたま犯人が身近な人なと?何万分の、いや、何億分の一の確率?!(笑)そのことが最初からずーっと気になって集中して読めなかった。設定に無理ありすぎワロタ。
それを除けば普通に面白かっただけに残念。
チャット昔はしよったけど今は全くせんなぁ。(今思えばなんでしてたんだろ)男子の間ではスカイプが流行っとるみたいやけど、あれって楽しいとかな?気になる(笑) -
ネットネタミステリ。ネットの恐怖を描いている面もあるかも。チャットは全然したことがないのだけれど、あの独特の文体って……妙に怖い気もするな、と思うのは私だけなのかなあ。その面で、この「横書き文章」はなかなかに効果的。
けっこう伏線もあって、軽く読めるわりには読み応えあり。ネットにそれほど詳しくない人でも、案外と読めるんじゃないかな。 -
読了。独身・口下手・オタ茶の主人公がスィート・エンジェルを名乗ってネットの海の平和を守るぞ。
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2009/3/9読了。
すらすらーっと読めた。その分、薄味な気がした。
でも、ラストの不気味な感じは結構良かった。 -
すごい面白い。
最後の最後までドキドキした。
鈴木光司の作品を読んでる時のドキドキ感と少しにていたー。
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3/24