- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334924836
感想・レビュー・書評
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どこかにありそうでないような、はいっていきやすいストーリー。
すごくよかった、だけに「この表紙はどうなの?」と思ってしまった・・・
他の吉田作品を読んでいなかったら、この表紙でこの本は読もうと思えなかったかもしれない。
「7月24日通り」と同じぐらい好きだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何が幸せかは人それぞれと言うが、多くの人が無意識に抱いている「幸せの形」というものがやっぱりあるのだと思う。
それに当て嵌まっていないと心配されたり、当て嵌まっていれば大丈夫だと思われたりしがちだけれど、形ではない「幸せかどうか」は意外と見落とされているのかもしれない。
だから桂子さんに、お義母さんが「ちゃんと幸せ?」と聞いた時、ハッとした。
幸せなはずなのに心が落ち着かないのは、形ではなく、本当の安心感に繋がるものを求めているからなんだろうな。 -
家族の形はひとつひとつ違っていて同じものはない。
不思議な家族のお話。
春夏秋冬、こうして季節が巡り年を重ねる。
登場人物の表と裏、、そうか、ひなたがあれば日陰があるってこと。 -
春、夏、秋、冬で区切られ、ある家族とその周辺の人の目線から語られる物語。
大きなできごとはないけど、ところどころ出てくる言葉がなぜか深い気がしたりする。
家族の関わり、秘密、幸せって何? -
ほんわかほわほわ進んでいくのに
なぜだかちょっと
つーんとする。
そんなものがたり。 -
2006年刊行。女性誌「JJ」連載。
有名ブランドHの広報に就職したレイ、レイの恋人で大学生の尚純、尚純の兄とその妻。4人それぞれの視点から語られる四季折々の日常。
変わらないようで変わっていく心のうち。
なんと形容したらいいか、独特の雰囲気あり。
(図書館) -
もっと読みたい!
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機内のひまつぶしに.