ノアの徴

  • 16人登録
  • 3.09評価
    • (0)
    • (3)
    • (6)
    • (2)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 新井政彦
  • 光文社 (2006年3月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924904

ノアの徴の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 19歳のチャットレディが山中で殺された。警察は犯人を捜すが手がかりがまったく無い。その1ヵ月後、同じ手口でまたチャットレディが殺害される。犯人である私は警察の捜査の先をあらかじめ想定し、綿密な計画を練っていた。間違いなく自分は犯人として捕まらないという自信があったのだ。私を支配するモンスターがそうしろと命ずる限り私には抗うことができないのだから。
    ノアと名乗る犯人である私健人は、心理学者で、大学で助手をしている。心に大きなモンスターを抱えもがき苦しんでいる。その様が凄まじいリアリティをもって迫ってくるのだが、健人がカウンセリングし、利用する多重人格の少年や、妻の大学教授である木綿子、またその娘の明美との関係がきれいにはまってこない。何か少しこじつけている感じがしてくるので、話にのめりこむことが難しく感じた。健人の少年時代の思い出も犯罪を犯すほどまでの出来事であったか?というとうまく説明できてない気がする。刑事とのやり取りはスリルもあり、ゾクゾクして読めたが、尻切れトンボな感じ。悪くは無かったんだけど、ラストが読者に任せすぎかなぁ。しかし、今後の作品に期待が持てる作家さんだという印象を受けた。

  • ライブチャットで働く女性を誘い出し。己の女性に対する欲望のまま殺人にいたる精神分析医の殺人の欲望を押さえ込むのではなく心の怪物として共存をしていく話。

  • 心理学者の連続殺人サスペンス

全4件中 1 - 4件を表示

新井政彦の作品

ノアの徴はこんな本です

ツイートする