イヴの夜

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著者 : 小川勝己
  • 光文社 (2006年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925208

イヴの夜の感想・レビュー・書評

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  • 風俗嬢なのに人見知りな女性と、
    人付き合いが苦手な男性がいろいろあったけど最終的にうまくいっちゃうというお話。

    男性は付き合っていた彼女が何者かに刺殺され、心身共にぼろぼろになっちゃうんですが、
    イブの夜に彼女と約束をしていたことを思い出し、風俗店に電話をかける。

    そこが出会いとなり、まーいろいろあるんですがストーリーはテンポよく展開されますし、
    なかなか先が読めないこともありとても楽しんで読むことができました。

    殺人や風俗など取り扱っている内容は結構刺激的な内容だったと思いますが、
    物語の中心となる風俗嬢の女性も、男性の彼女もあまり色気がない感じです。

    おそらく素朴な感じを出したかったのではないかと勝手に判断しています。

    この人の作品は好きです。次は何を読もうかな。

  • 小川勝己にしてはソフト目。

  • 好きなタイプの物語でした

    すごい偶然が度重なるものの、人付き合いが苦手な似たタイプの2人がその偶然にひきよせられるのもアリかなと

    よく、「ドラマよりドラマティック」なんて言ったり、ありえない展開に「漫画やん」とつっこんだり
    しますが、実生活において「ドラマよりドラマティック」なことって意外と多々あると思います。
    いい事も悪い事もね

  • このひとが、その先へ、か。感慨深いなあ。

  • 人間は誰かを愛することで簡単に人生が変わってしまい、それは良いこともあるけれどそれを失ってしまったときはとても大きなダメージを与えるものだと感じました。

  • 全然知らなかった作家さん。はじめて行った図書館は、帯がちゃんと内に切り取って貼ってあって、そこの問いが気になったので読んでみる。あと、「一貫してコミュニケーション不全をテーマにして書いている」というのが気になって。読んで数十ページくらいで出てきた「JR××駅」とか「西鉄××駅」っていうのにどきっとした。めちゃくちゃ知ってるとこで、「え、なんで!?」って。現代小説では東京が舞台なのって多いと思ってて。東京行ったことないわたしからすれば「新宿とどここどこ駅の間にある何々」と言われてもどれくらい距離があるのか、どんなとこなのかさっぱりで、イメージとしては海外小説と変わらなくて。というか、小説=未知の世界(地理的にも)だったので、福岡が出てきたあたりちょっと特別でした。住んでる場所によって、読み方もかわってくるかもしれないと初めて感じました。それはさておき、わたしは「コミュニケーション:をテーマと思って読んでたので「よかった」っていうのが感想。ストーリーやキャラは特に思い入れないけど、テーマについてよく書ききられてる感じでした。ひとみのように頭ではこんなこと言うといいんだ、とかこう言えば相手も気分害さないだろうとかわかるのに、言葉がでないっていうのわかるなーと。他人を傷つけること、他人に傷つけられることが当たり前のようにあって、それに対してどうすることができるのか?。そういったことにも話が及んでたと思う。この本はテーマに対してはじめてその先を描いたというので、この後の本とかこの前の本とかも読んでみたいなとおもう。

  • なんだか読んでるうちに面倒くさくなってくる本だったなぁ…。

  • 小川さんの作品にしては(というのは失礼か?)、非常に優しい読み心地。序盤はかなり痛い情景が続き、むき出しの悪意がおぞましく、小川さんの作品によく登場する「壊れた人」ってのもやっぱりいる。というよりもむしろ主人公たちが、すでに「壊れてる」感じ。
    とはいえ。その「壊れてる」というか「欠けている」部分が、なんだか自然に受け止められる。よく考えてみれば、これくらいの歪みは誰にでもあるんじゃないの? という気にさせられる。身近な感じになっちゃうんだよな。結果、とっても「いい話」になってました。
    ……イヴにひとりで読んでみるのもいいんじゃない?(笑)

  • 図:内容(「BOOK」データベースより)
    すべてのものを失って、初めて出会える人がいた。コミュニケーション不全をテーマに描く著者が、追いつめられた果てと、その向こう側を描く。

    暗かったなー。

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イヴの夜の作品紹介

すべてのものを失って、初めて出会える人がいた。コミュニケーション不全をテーマに描く著者が、追いつめられた果てと、その向こう側を描く。

イヴの夜はこんな本です

イヴの夜の文庫

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