- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925321
感想・レビュー・書評
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学校と家の日常からはじまり、後半の就職しての主人公の成長がいくつかのエピソードで丁寧に描かれた作品。派手さはないけど、一気読みした。自分に自信をもつことって、大人になった証なのかもしれない。いつも良書を教えてくれる人からのおすすめ本。
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主人公の繊細な心の機微が読めてどちらもおもしろかった。
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前半読むのに時間かかった。タイトルもしっくりこない。出張に行かされることに何か含みがあったように思えたけど関係なかったのか?もやもやが残る作品。
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2012.6.2 市立図書館
宮下作品、2冊目。
ものすごく良かった!!!
最後まで読み終わった時、かなり興奮してしまった。
大好きな本を見つけてしまったことに。
お気に入りの作家さんを新しく見つけたことに。
ひさしぶりに本を読んで感動した。 -
読みやすくてすらすら読めた。
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田舎すぎず都会すぎず、そんな町で骨董屋さんを営む両親、
厳しい祖母、美しい妹、そして一番下でかわいがられる妹に
囲まれた長女の成長をスローに描く物語。
まず思ったのは、女性向けの本だな。
主人公の心情、葛藤、不安などなどに共感できるんじゃないかな。
物語は4つの章に分かれており、章と章の間でちょっと時間が
流れています。その間どんな時を過ごしたかはあまり語られず。
うーん、最初はちょっと戸惑いました。
進んでるのか、ただ淡々と語られてるだけなのか分からずに。
でも、読んでくうちに慣れてきたなぁ~
ちゃんと物語もいつの間にか展開してるし。
戸惑いつつ読み続けたわりには読後感はすっきりだったしね。
内容はなんかとっても現実的。
いいことがあったと思ったらすぐに落とされて…
喜怒哀楽が編みこまれてる感じ。人生そのもの。
後半は好きだな。男でも共感できる部分が出てくるからでしょうか。
途中で挫折せずに読破してよかった。 -
一人の女の子の小学生から大人になるまでを4つのお話で書いています。とても能力があるのに自分に自信がない主人公の子が歯がゆかったです。人ってこうやって成長していくんだなーと感じました。