悲しき人形つかい

著者 :
  • 光文社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925338

感想・レビュー・書評

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  • ドタバタが好きな人にはいいのかな。
    自分も嫌いじゃないですけどね。
    ただ人が死に過ぎです。
    それが嫌かな。

  • 久々の★二つ。
    何ですかね、これ。
    ストーリーは出来の悪いアメコミと言った感じです。
    登場人物も天才科学者、ヤクザの親分、チンピラ、それぞれ何のひねりも無くて、唯一女性の変身ぶりが弾けてて笑えたくらい。
    ジュブナイルにしては残虐過ぎますし、大人には幼稚過ぎ。

    『黄泉がえり』の梶尾さんはどこに行ってしまったのか?

  • 理系が苦手な中岡祐介、理系の天才フーテンこと機敷埜風天(きしきのふうてん…よくこんな名前を思いつくわ;)と、ひょんなことから関わりになった、チンピラの昔馴染みのヒロ、そして、フーテンが開発した「ボディフレーム(自分の意思で動けない身障者用に、脳で自分の動きを念じるとその動き通りに動ける)」を見事に操れるこゆみ、実は美容部員、の4人が主な登場人物。ひょんなことから、死亡した北村組長をボディスーツで、生きているようにみせかける羽目に陥って突発する様々なドタバタ。
    10代向きのエンターテイメントってとこでしょうか。まぁ典型的な漫画ですね。おばさん世代としてはあまり楽しめなかった。

  • B級スプラッター小説
    タイトルは面白そうなのに…

  • あの「黄泉がえり」や「つばき、時跳び」の作者の作品とは思えないほどのドタバタもの。
    ちょっと期待はずれ。

  • イマイチだった。

  • 装丁はきれいなんだけど、
    物語の背景はいいんだけど、

    面白くない。

    後半になって格闘シーンが出てきたり、
    なんか想像力に欠けるシーンが多かったり、
    後半主役が誰かわからなかったり、
    組長の娘の設定が無理やりだったり、

    なんだか無理がありすぎて・・・
    アニメ脳みたいな作品、リアリティが無い、中身が無い。
    不謹慎なシーンがあるのに、娯楽にすらならない。

  • 引っ越した先はやくざが抗争を繰り返す危険地帯で、一般の住民はほとんど出て行ってしまっていた。そして巻き込まれていく主人公たち。死体を動かすという設定は面白いけど、全体的に描写がイマイチで入り込むには至らなかった。「そりゃねーべ」というような展開ばかりなのもなんだか…。そもそもフーテンって言うほど社会性がないわけじゃない気が。説明で無理矢理キャラを作ろうとしているような印象があった。

  • やくざの抗争によって廃墟と化した町。知らずに引っ越してきたフーテンと祐介。フーテンが研究しているのは脳波によって身体障害者の身体を動かすことができるというボディフレーム(BF)。彼らと彼らの研究がやくざの抗争に巻き込まれていくどたばた騒ぎ。題名からは想像できないコメディ系。悪ふざけ的なのりが魅力なんでしょうが、ちょっと乗り切れない部分も。もちろん人情ばなしもはさまれていきますが。どうせなら徹底的に意外な展開の方がすんなり入り込めたかも。

著者プロフィール

熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』『怨讐星域』「あしびきデイドリーム」(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、そして映画化した『黄泉がえり』や、舞台・映画化した『クロノス・ジョウンターの伝説』など。

「2022年 『未来のおもいで 白鳥山奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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