- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925338
感想・レビュー・書評
-
しばらくしてから、面白くなってきた。漫画のような、テレビドラマを見ているような登場人物のサクセス感が面白かった。サクサク読める。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『美亜へ贈る真珠』は本当にすばらしかったです。
読んだのはもう30年以上前ですけど。
本作は、軽い感じのドタバタ劇だったけど、ハードSFだった『サラマンダー殲滅』に通じる発想も感じられて、とても楽しめた。
他の著作もたくさん読んでみたいと思った。 -
ドタバタが好きな人にはいいのかな。
自分も嫌いじゃないですけどね。
ただ人が死に過ぎです。
それが嫌かな。
-
コミュ障だが天才発明家のフーテンは、いつかホーキング博士に装着してもらうのを夢見て人体フレームを研究し続けていた。
だが開発に借りた納屋に引っ越してから893の抗争に巻き込まれていく羽目に。
久しぶりのカジシン、作風変わったかなーと読んでみたら、メチャクチャでドタバタだけど思いもつかない発想が相変わらずのカジシン!面白かった。 -
久々の★二つ。
何ですかね、これ。
ストーリーは出来の悪いアメコミと言った感じです。
登場人物も天才科学者、ヤクザの親分、チンピラ、それぞれ何のひねりも無くて、唯一女性の変身ぶりが弾けてて笑えたくらい。
ジュブナイルにしては残虐過ぎますし、大人には幼稚過ぎ。
『黄泉がえり』の梶尾さんはどこに行ってしまったのか? -
人形使いの設定思いついて、無理やり広げたんだろな…的つまらなさ。
文章のつまらなさも相まって
大人向けには到底思えなかった。
小学生位に読めば面白いかも。
ちなみにフレームなくても、脳波で動かす技術は徐々に来始めてるしね‼︎ -
タイトルとは裏腹のドタバタ喜劇
-
理系が苦手な中岡祐介、理系の天才フーテンこと機敷埜風天(きしきのふうてん…よくこんな名前を思いつくわ;)と、ひょんなことから関わりになった、チンピラの昔馴染みのヒロ、そして、フーテンが開発した「ボディフレーム(自分の意思で動けない身障者用に、脳で自分の動きを念じるとその動き通りに動ける)」を見事に操れるこゆみ、実は美容部員、の4人が主な登場人物。ひょんなことから、死亡した北村組長をボディスーツで、生きているようにみせかける羽目に陥って突発する様々なドタバタ。
10代向きのエンターテイメントってとこでしょうか。まぁ典型的な漫画ですね。おばさん世代としてはあまり楽しめなかった。 -
なんかすごく突拍子もない話だった。でも面白い(#^.^#)
-
一気に読み終わった。
内容的にはありがちな近未来SF物だけど、人物像のイメージが容易で最後まで楽しめました。
冒険活劇として優。
中心となるモノがモノだけに子供には勧められた物では無いですが、とても良かったです。
ライトでヘビーでキャッチノスタルジアって感じかな。 -
中身と表紙・題名のギャップに驚いた
-
B級スプラッター小説
タイトルは面白そうなのに… -
あの「黄泉がえり」や「つばき、時跳び」の作者の作品とは思えないほどのドタバタもの。
ちょっと期待はずれ。 -
はてさて何が悲しかったのかしら?梶尾さんだから感動ものかと思ったらどたばたものだった。知らずに引っ越してきた町は二つの組が争う無法地帯だった!?ひょんなことから死んだ組長を生きてるようにみせるのに協力する羽目になった主人公たち。だけど予定にないことばかり起きて・・・!?どうするどうする?と最後まで一気に読めた。まあおもしろかった。でもホントにあんな装置開発されたらいいよなあ。
-
イマイチだった。
-
身体が不自由な人のために、脳波で動かせる介護ロボットを開発した
フーテンと祐介。
ひょんなことからヤクザの抗争に巻き込まれ
なんと、頓死した親分の死体を、生きてるように動かすハメに・・・
かなりのハチャメチャっぷりなんだけど
ワハハと読めて面白かったです
キモの座ったこゆみ、最高♪ -
装丁はきれいなんだけど、
物語の背景はいいんだけど、
面白くない。
後半になって格闘シーンが出てきたり、
なんか想像力に欠けるシーンが多かったり、
後半主役が誰かわからなかったり、
組長の娘の設定が無理やりだったり、
なんだか無理がありすぎて・・・
アニメ脳みたいな作品、リアリティが無い、中身が無い。
不謹慎なシーンがあるのに、娯楽にすらならない。 -
作者紹介のページを見たら『黄泉がえり』の著者だった。1947年生まれとあって驚いた。もっと若い人かと思って読んだ。
さすがに文章は読みやすい。介護用の補助具ボディフレームを脳波誘導装置で動かす。それを突然死してしまった組長を生きていると思わせるために使う、というお話。
とても軽いノリで書かれているのでさらっと読める。
作成日時 2007年04月27日 06:11
-
引っ越した先はやくざが抗争を繰り返す危険地帯で、一般の住民はほとんど出て行ってしまっていた。そして巻き込まれていく主人公たち。死体を動かすという設定は面白いけど、全体的に描写がイマイチで入り込むには至らなかった。「そりゃねーべ」というような展開ばかりなのもなんだか…。そもそもフーテンって言うほど社会性がないわけじゃない気が。説明で無理矢理キャラを作ろうとしているような印象があった。
-
タイトルと中身のギャップに遊び心を感じました。端々に小さな笑いがあり、読むと頭のなかでスムーズに映像化できます。
風天ワールド、風天の若かりしころです。 -
天才発明家の友達と引っ越してきたさきは、田舎やくざの抗争まっただなかのゴーストタウンだった。
-
ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい! 無名の天才発明家・
機敷埜風天は、壮大な夢を実現すべく、脳波を直接受信して動作をサポート
する介護支援機器「BF」を開発していた。しかし、引っ越してきた横嶋町は、
二組のやくざが抗争を繰り返す、超危険地域だったのだ・・・・・! -
タイトルからシリアスなSFを想像していたけど、全くの期待はずれ。梶尾らしくないご都合主義的スラップスティック。がっかりだよ。
-
『急死した組長を操ってピンチを切り抜けろ』という話。 面白い。単純に笑えるシーンがアチコチにあって楽しめる。近未来ヤクザ抗争アクション小説。
-
やくざの抗争によって廃墟と化した町。知らずに引っ越してきたフーテンと祐介。フーテンが研究しているのは脳波によって身体障害者の身体を動かすことができるというボディフレーム(BF)。彼らと彼らの研究がやくざの抗争に巻き込まれていくどたばた騒ぎ。題名からは想像できないコメディ系。悪ふざけ的なのりが魅力なんでしょうが、ちょっと乗り切れない部分も。もちろん人情ばなしもはさまれていきますが。どうせなら徹底的に意外な展開の方がすんなり入り込めたかも。