- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925406
感想・レビュー・書評
-
短編集なんだけど、根底に何か同じものが流れている。それぞれ初出は違う雑誌なんだけど、まとめて読むと「これはあの話のあの子?」と思わせられてしまう。名前の出てくる女の子がみんな「ひろこ」であるところがうまい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編がつながる感じは好きだー。大人の恋愛が多い。最後の一遍がよくわからなかった。まるで彼女が死んじゃう、の??
-
不倫とか、浮気とか。
そういうものを肯定する気は無いけれど。
でも、人が毎日を生きることって
それほど劇的なことでも無いのかも知れない。
たくさんの人の些細なことの積み重ねが創り出す毎日。
それぞれの人間の、そんな些細な人間模様を
ただ淡々と書き綴った本。
昼下がりの穏やかな時間に読むと、結構のめりこめるかも。 -
<font size="1">短編集。<br>
それぞれの話につながりがあるんだろうけど解んなかった…<br>
それでもおもしろかったです(*・ω・*)♪</font> -
男の人の書く恋愛小説は本当に苦手な私。
だってどの小説もほとんど「げっ!」と思うようなツッコミどころ満載なんだもん。
でもこの本は本当に面白かった!
8編とも巧妙さで一気に読ませます。
多分男の人が読んでも女の人が読んでも面白いと思う。
ただしぼんやり読んでると6編目辺りでまた読み直すことになるけどね(笑)
帯の決めゼリフがまたカッコ良いの。
「男は好きになったり寝た女のことはもっと知りたくなる。
これはふだん女が言う台詞だが、男だって同じだ。
ただしその知るというのは、女のように相手をより理解して愛するということじゃない。
自分が不安になりそうなその女の向こう側の話や過去の話を、自分の中で清算していく作業だ。」
この著者さんの他の本も読んでみたいな〜。
-
こういう女になりたいなぁ…と思った一冊。結局周りに恵まれているのか、彼女の生まれ持った性質なのか。面白くてがーっと読んじゃいました。