彼女が望むものを与えよ

著者 :
  • 光文社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925406

感想・レビュー・書評

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  • 短編集なんだけど、根底に何か同じものが流れている。それぞれ初出は違う雑誌なんだけど、まとめて読むと「これはあの話のあの子?」と思わせられてしまう。名前の出てくる女の子がみんな「ひろこ」であるところがうまい。

  • 短編がつながる感じは好きだー。大人の恋愛が多い。最後の一遍がよくわからなかった。まるで彼女が死んじゃう、の??

  • 不倫とか、浮気とか。
    そういうものを肯定する気は無いけれど。

    でも、人が毎日を生きることって
    それほど劇的なことでも無いのかも知れない。
    たくさんの人の些細なことの積み重ねが創り出す毎日。

    それぞれの人間の、そんな些細な人間模様を
    ただ淡々と書き綴った本。
    昼下がりの穏やかな時間に読むと、結構のめりこめるかも。

  • <font size="1">短編集。<br>
    それぞれの話につながりがあるんだろうけど解んなかった…<br>
    それでもおもしろかったです(*・ω・*)♪</font>

  • 男の人の書く恋愛小説は本当に苦手な私。
    だってどの小説もほとんど「げっ!」と思うようなツッコミどころ満載なんだもん。
    でもこの本は本当に面白かった!
    8編とも巧妙さで一気に読ませます。
    多分男の人が読んでも女の人が読んでも面白いと思う。
    ただしぼんやり読んでると6編目辺りでまた読み直すことになるけどね(笑)

    帯の決めゼリフがまたカッコ良いの。
    「男は好きになったり寝た女のことはもっと知りたくなる。
    これはふだん女が言う台詞だが、男だって同じだ。
    ただしその知るというのは、女のように相手をより理解して愛するということじゃない。
    自分が不安になりそうなその女の向こう側の話や過去の話を、自分の中で清算していく作業だ。」

    この著者さんの他の本も読んでみたいな〜。

  • こういう女になりたいなぁ…と思った一冊。結局周りに恵まれているのか、彼女の生まれ持った性質なのか。面白くてがーっと読んじゃいました。

著者プロフィール

1968年生まれ。作家。著書に『男の出産』『マリコはたいへん!』など。またコンビ作家「松久 淳+田中 渉」として、映画化もされた『天国の本屋』シリーズ、『ラブコメ』シリーズなどがある。オフィシャルサイトhttp://www.matsuhisa.com/

「2013年 『男のミカタ2 酒の席で説教はやめてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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