リリイの籠

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著者 : 豊島ミホ
  • 光文社 (2007年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925864

リリイの籠の感想・レビュー・書評

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  • 図書館で本を見つけたとき、表紙が素敵だったので借りることに。

    女子高の生徒さんはもちろん、先生、教育実習に訪れた先生の妹など、それぞれが短編で登場し、なんだか「桐島部活やめるってよ」の女子高版(桐島みたいな人は登場しませんが)のよう♥。

    「こんな感じの制服を着て、ヘアスタイルはこうかな?」なんて想像しながら読んでいると「高校時代に戻って、今風の女子高生を体験してみたい」なんて思っちゃいました(笑)。

  • 女子校の中のいろんな世界。
    高校時代の女同士の友情って、微妙で、緊張感があって、ヒリヒリするような何か甘いような、苦いような不思議な思い出がある。
    好きな気持ちを伝えるのは難しくて、距離感の取り方にハラハラドキドキしていたような。
    そんな世界がいっぱい詰まっている。
    この話に出てたあの人が、こっちでは・・・というのもあり、楽しかった。

  • 一番好きな小説。
    「銀杏泥棒は金色」のラストに出てくる“そんくらい執着してよ”で鳥肌立ちました。

  • 「女」って怖いと、自分も女なのに思ってしまった。
    題は覚えてないけど、美術部の春の話が好きだな。

  • 女子高を舞台とした短編集。登場人物が同じ学校に通っているから少しずつ内容が繋がっていて楽しい。「女子高校生」のセンターから離れた位置で、きゃいきゃいしてる同い年の子たちを見下しつつも羨ましくて、目が離せないでいる感じの立ち位置の主人公が多い。豊島ミホに女子高生書かせたらやっぱりイイ。ひりひりするみたいな切なさ。2016/04/23 図書館

  • やっぱりこの人に学校もの書かせたら天才だと思う

    今回は女子高が舞台
    学校っていろんなポジションの人がいるってことだ

    「中心で騒いでる子を冷ややかな目で見つつ、
    ほんとは少しそれをうらやましいと思う気持ちがある子」って
    作者自身なんでしょうね、底辺女子高生に共感

    個人的には転校の話が一番リアルでした

    人間の感情の種類ってそういえばこんなにあったねって思わされます

  • 日経夕刊の紹介を見て、初めて豊島ミホさんの作品を読みました。

    女子高にとても縁遠い私にはとても興味深いものでした。とても爽やかで美しかったり、ドロドロしていたり、まだ大人になりきれていない女子高校生(と先生等)の葛藤や人間模様が良く描かれていると思います。

    実際の女子高生達の現実はどうなのかはわかりませんし人それぞれ違うのだと思いますが、共感できる部分が多々あり、この作品を読むことで自分の学生時代を振り返る良いきっかけになったと思います。

    連作とはいえ、1つ1つの話は短編のため、各主人公の心情の変化や気付きが深いところまでは描かれてはいません。それゆえとても読みやすい本だと思います。

  • 純文学(?)の入り口に立たせてくれた本。私が純文学の入り口に立ったと意識させてくれた本。表紙に惹かれて買った、完全なジャケ買いだったんだけど、読んだら中身も好きになった。こういうものを読んできたことが今の私の思考にすこしは影響してるのかも知れない。

  • 心がキュッとなる

  • 女子高を舞台にした連作短編集。この著者お得意の題材。
    心ない言葉で友人を傷つけた苦さとか、仲良くなりたいのに「別のグループ」だから距離を詰められない切なさとか。この人の作品は、忘れかけていた過去の風景を思い出させてくれる。
    ただ、今の言葉でいう「リア充」な人物像にあまりパターンがないのは、著者がそういうタイプではなかったからなのかな。

    気に入ったのは「ポニーテール・ドリーム」、「忘れないでね」、「やさしい人」。

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