- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925864
感想・レビュー・書評
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女子高を舞台とした短編集。登場人物が同じ学校に通っているから少しずつ内容が繋がっていて楽しい。「女子高校生」のセンターから離れた位置で、きゃいきゃいしてる同い年の子たちを見下しつつも羨ましくて、目が離せないでいる感じの立ち位置の主人公が多い。豊島ミホに女子高生書かせたらやっぱりイイ。ひりひりするみたいな切なさ。2016/04/23 図書館
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どうやら登録し忘れていたようで、共学出身だと女子高というのは女の園であり花の園なのだと思う。最後のどこか寂しげなのに安心感のあるラストは曖昧ながらも納得ができた。
でも結局行きつく先は、女って怖いの一言に尽きる。 -
表紙が中身を表すようでとてもいい。レモン味のチープな飴のような女子高生のオニバムス青春物語で、特別事件は起きないけれど彼女たちのいつかは失われる瞬間をさらっと読める。微かに現実の匂いが混ぜてあるところが流石。ただし中身はない(笑)読み流す内容できっとそれが狙いかと。
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何となく、豊島ミホを読もうかなと思った。知人の車に無造作に放り込まれていたエッセイを見て、小説は読んだ事無いんだけど、と笑う彼女の姿を見て。
「嫌いじゃないけど、のめりこむほどでもないんだ?」
そう。その通り。
2010.01.29読了 -
・・・好きっちゃ好きなんだが・・・
実際の女子校とは正反対すぎて笑えてまう。
本場を知っている身としては只のドリーム。
女子校の男性教師は平気でスカート丈注意する上
むしろ女性教師は笑ってスルーです。
でも作品としては割と。 -
うぅーーーーん、印象に残ったことが何もない・・・というぐらい薄いイメージなのでした。
とにかく女の子を巡るお話ばかりなのだけれど、どれも似たり寄ったりでぱっとしない。
多分力が入ってないのが、印象を薄くするんだろうなぁー。 -
うーん、、