ブルーベリー

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 841
感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926038

感想・レビュー・書評

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  • 2時間ほどで読めた(自分にしたら早いほう)
    重すぎず、それでいて軽すぎず
    さくさくっと読めました。

  •  40代の中年作家が学生時代を振り返る自伝風ともエッセイ風ともとれる連作短編集。

     「年代が違うので」という意見も目立つが、どちらかというと読者の「年代」でなく、「年齢」を選ぶ感じ。
     ウチは東京で暮らしたこともなく、ホイチョイに流されることもほとんどなく暮らした著者より若い年代やけども、巧くいかなかった可愛い後輩との恋や好きだった喫茶店のお姉さん、妙に馬のあった今はどうしているかもしらない友人とかが次々に思い浮かんできました。
     小説を読んで感動するのではなく、小説を読んで自らを重ね合わせて感動する、そういう小説です。

     GW中に読む小説としては嫌いじゃないです。
     でも、20代の人にはお薦めしません。高校生を2回卒業するくらいの年齢になれば、たぶん感じるものがあるんじゃないかとお薦めします。

  • ほとんど覚えてない・・・

  • 40代半ばの主人公が、大学時代の頃の出来事に思いを馳せる、という形で綴られる連作短編集。読んでいると学生時代のことがフラッシュバックする。

    どの短編も、感動的、劇的なエンディングを迎えるわけではない。だが、だからこそそこにリアルに近いものを感じることができる。

    (2008年5月読了)

  • 2010/02/17

  • 青春。

  • 酸いも甘いも味わいきれない熟成中の果実のような物語でした。

  • 小説のカテに入れたけど、もしかしたらエッセイかも。
    自伝的小説かな。
    青春時代を懐かしむ感じ。まあ普通です。

  • ジャージ姿の釜石ちゃんが鬼気迫る形相でヘラをぶん回す
    「幸せは『他人のうらやましさ』で決まるんだ」すさまじい本音である。
    同情と見栄は同じなんだ、と知った。

  • 実話?身の回りいそうで、尚且つ自分ならきっと敬遠するタイプの「いい人々」の小話。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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