ブルーベリー

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 841
感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926038

感想・レビュー・書評

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  • 重松 清 
      光文社 (2008/4)

    読みやすくてちょっと切ない この著者も好きです

    とてもうまくまとめられていて すいすい読みました
    でも 後に残らないかな
    月刊誌の連載だからかな

    読書タイムとしては楽しかったのですが

    ≪ 振り返る 学生時代 ブルルベリ ≫

  • 読みやすかったけど、まぁまぁ。
    そこまで感動せず。

  • 重松清にしては微妙な感じだった。連作短編で中には光るものもあったけれど、いかんせん全体が低調で一話一話が短い。

  • 80年代の大学生のお話。もしかしたら、作者の思い出なのかもしれない、とどこか期待してしまう所が面白かった。


    大人になったときに振り返る大学生活。
    私の大学生活は、実のあるものになるのだろうか。

  • 彼自身のエピソードと
    重なる部分があるのかなぁと思いながら
    読み進めました。

    とても時代を感じる話で
    ドラマやはやりものの固有名詞が
    リアリティーを感じさせる作品でした。

    その世代の人が読んだら
    とても共感できるんだろうな。

    昔の大学生の生活は
    やっぱり今の私たちのそれとは違う。

    私は、身の回りのおじさん達を
    想像しながら読ませていただきました。


    【ネタばれあり】

    ・東京に門前払いをくらった彼女のために
    この題名にひかれてかりた。

    方言を気にする心境などが
    気持ち悪いほどリアル。

    ・僕と彼女とブルーベリー

    家庭教師先の孤独をかかえる女の子
    最後まで解決することもなく別れてしまう。

    物語だったら、少しは解決したりしそうなものの
    なんだか後味悪いまま終わる。

    いいか悪いかは別として
    だからこそ、エッセイらしいリアリティーがあるんだろう。

    ・黄昏のイエロー・サブマリン

    幸せって幸せってなんだっけ?

    「幸せ=他の人が見て幸せと思われるのこと」
    という概念のもと見栄をはりつづけるナカムラくん。

    でも最後は誰に言われるでもなく
    家族三人幸せそう。

    「幸せ」について考えさせられた。


    他にも、友達の失恋だったり
    飲み屋の客のお姉さんとの関係だったり

    物語にしてはパっとせず
    おじさんが煙草片手に
    店で昔をひとり懐かしんでいるような
    哀愁ただようものばかり。

    もう一度読みたいかと聞かれると
    ノーだが、なかなか好きな作品でした。

  • 図書館で、かわいい表紙が目に留まりました。主人公は本人?どこまでがノン・フィクションなのか、わかりませんが・・・。思い出を懐かしむ感性を持っていることは、それだけで幸せなのかもしれないと思いました。たとえそれが、ほろ苦い出来事だとしても。。自分が今、ザイオンにいるのか、五十を過ぎた私にも答えられません(笑)

  • 作者の若いころを彷彿とさせるような連作集。
    年齢が近いせいもあって、いろいろ懐かしい感じ。
    インパクトのある話はないけれど、
    どれも穏やかで優しい話。

  • 短編集

  • 図書館で借りてきました。
    これって、重松さん自身のお話かな?

    重松さんのお話って、自分の思い出と一緒に読む作品が多いかも。
    いろんなことを思い出し、その余韻にひたってしまいます。

  • 図書館で予約した。
    表紙にひかれて何となく気になっていた。
    短編が詰まっていて夜寝る前に1.2話ずつ読めるのが良かった。
    懐かしい気持ちになれる1冊でした。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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