長い予感

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著者 : 小川内初枝
  • 光文社 (2008年4月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926052

長い予感の感想・レビュー・書評

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  • 孤独はいやだけど、誰かに縛られるのもいや。

    独身姉妹。年を重ねるにつれ、踏み出す勇気は躊躇にかわり、変化を恐れてしまうようになる。

    てか最初深刻ちっくな話だったのに、十年後にかつてキャンプ場で出会った小学生と勤めいるコンドーム会社で再会ってギャグですかw
    でも最後はまた深刻ちっくな話に戻った)^o^(

  • 姉妹が主人公のお話。
    と言っても、二人で一緒に何かアクションを起こしたりするわけではなく、それぞれがそれぞれの生活の中で生きている。
    淡々とした文章から、ひしひしと伝わる女の想い。
    10年と言う歳月で、酸いも甘いも経験していった二人。

    寺井くんの子どもが出来て、私は良かったんじゃないかと思う。

  • キャンプ場で出会った少年と10年後に再会、という少女漫画のような展開は、そんなんあるかいと思いながらもときめいた。

    幸せになれなそうな、二人の姉妹のそれぞれの話。
    個人的には姉のほうが、どちらかといえば共感。

  • 紗絵と千春、2人の姉妹の別々の恋愛を軸とした小説。6つの話がどこかで少しづつつながっているそんな本です。

  • 恋愛から遠く離れた姉と、誰ともうまく愛し合えない妹。誰かと誰かの人生が重なっては離れ、離れては重なってゆく様を、丹念な心理描写で描き出す、書下ろし1篇を含む全6篇の連作短編集。

    おもしろかったけれど、両親のことなどもう少し知りたい感じ。
    こういう淡々と暗いのは好きです。

  • 初めて読んだ小川内作品「恋愛迷子」がすごく良かったので、
    他の作品も 見つけるたびに読んでいます。

    うーん…1作目は なかなか超えられません。

  • 姉妹の約15年の恋愛模様を綴った本作、偶然に偶然が重なって何だかテレビドラマのような…と思ってしまいそうなギリギリ加減のところでうまく感じさせてくれるリアリティ。
    年下の青年との恋愛も、ドラマなら中心に据えてこってり描きそうな部分を敢えて描かない。「ベタ」な展開を外してくれたことにちょっとほっとしたり。
    姉妹のいまいち煮え切らないぐずぐずしたところに、時々イラっときたりするけど、それでいて芯の強さを見せたり、妙齢の揺れる女性の心理の微妙なところをうまく表現してくれるなと感心。
    読み終えて、「長い予感」とはそういう意味だったのかと妙にしみじみ。

  • 一つ違いの姉妹・千春と沙絵は30を過ぎても共に一人暮らし。姉の千春は学生時代の失恋がトラウマになり、残りはおまけの人生で消化試合のようなものと、淡々とした日々を送っている。妹の沙絵は次々と恋愛をするがどれも長続きはしない。ある日、千春は昔の恋人が死んだことをその娘から知らされる。また紗絵はある男の子供を生み育てる。その男と出会いは、はるか昔に紗絵の中に「長い予感」としてあったものだった。そして再び垣間見てしまう、長い予感に怯える。寂しさを背負って、なお一人で生きていく二人の女性の強さと弱さが描かれていています。ラストはちょっとドキッとしました。

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小川内初枝の作品

長い予感の作品紹介

恋愛から遠く離れた姉と、誰ともうまく愛し合えない妹。誰かと誰かの人生が重なっては離れ、離れては重なってゆく様を、丹念な心理描写で描き出す、書下ろし1篇を含む全6篇の連作短編集。

長い予感はこんな本です

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