遠海事件

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 202
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926229

感想・レビュー・書評

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  • 巻末にも遊び心があって良かったと思います。

    ただ全体的にあっさりしていた印象。

  • うーん。意外ではあったけど、それだけかな。
    もう少し読んでて引きこまれる感じがあったらまた違ってたかも。
    2008.11.1

  • 歪んだ倒叙形式のミステリ。構成はルポタージュ風と凝ってはいるが、中身は軽薄で未熟。典型的なネタ先行型の展開なので、当然リアリティは度外視。オチまでのプロセスをどう効果的に進めるかという一点のみで勝負している。「首切り」に新たな解釈を持ち込みたい衝動はわかるが、その向こうに見える真相がどうにもこうにもいただけない。発想が稚拙だし、着地が不安定なので後味として何も残ってこないのだ。ラストに用意されているサプライズも、スライダーを空振りさせられた感覚なのだが、こういうのはアリか? 変化球好きの読者にはしっくりくるのだろう。ストレート狙いなら自信を持って見送るべし。

  • (200807)

著者プロフィール

1979年生まれ。2007年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」に選ばれ、『リロ・グラ・シスタthe little glass sister』でデビュー。クールな文体で構成される独特の世界観と、本格マインド溢れる謎解きがミステリ通の熱い支持を受けている。

「2022年 『君待秋ラは透きとおる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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