寒椿ゆれる―猿若町捕物帳

著者 :
  • 光文社
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926380

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりこのシリーズ好き☆
    おろくさんが可愛い。
    2009.6.18

  • 同心のシリーズ。4冊目。
    面白い。

  • 『にわか大根』を読んでしばらく経っていたので、
    復習をかねて二冊連続で読んでみました。
    好みでいうと、『寒椿』のほうがおもしろかったです。
    主人公の許婚になるおろくさんがいいキャラだったからかな。
    で、「おいおい、どうなるの〜」と思っていたら、
    最後は「ほぉほぉ、そうなるの〜」で終わります。
    主人公には少し気の毒ですが、
    読者としてはちょっとほっとするラストでした。

    でも、この2作の前にさらに2作あること判明。
    読む機会は見つかるかなぁ。

  •  読了。

  • 心情描写がすてき

  • 堅物の同心・千蔭(34歳)には、19才の母親がいる。
    その「母親」が妊娠したことから、千蔭にも縁談がめぐってきて、それも意外なことに、絶対にうまくいかないだろうという周囲(というかわたし)の思惑を裏切って、うまくいくか様子で・・・・・・・・・・・しかしそこでこうなるか!というなんとも憎い終わり方でした。
    おもしろかった。

  • 堅物同心の見合い騒動を軸に相変わらずほんわかと捕物帖が楽しめた。それにしても女運がない人だ…でも、だからこそ花魁との仲が気になるんだな(笑)

  • 3月1日

  • 猿若町捕物帳シリーズ。
    読みやすくて、素直に楽しめます。
    結局、千蔭の結婚はいつになることやら・・・。

  • 猿若帳捕物シリーズ最新刊。「巴之丞鹿の子」「と「にわか大根」が平積みしてあったのでとりあえず買ったらサクサク読めて面白かった。おや・・・「ねむりねずみ」や「二人道成寺」あたりのねっとりした世界はどこへ。しかし登場人物が個性的で読んでいて楽しいです。光文社文庫から順次復刊。はやく、はやく「ほおずき地獄」を・・・!!禁断症状が起きるウ。これはその後仕事が終わるや本屋に駆け込んで買ったもの。ハードカバーだがまあいい。文庫化するまでとても待てぬ。アマゾンのレビュー読んで、何、千蔭はおろくと添うのか・・!梅が枝はどうすんだ、と気をもんだが壊れた。やれやれ。結婚できない男、のレッテルを貼っていい?千蔭様。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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