野良女

著者 :
  • 光文社
3.35
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本棚登録 : 457
感想 : 109
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926694

作品紹介・あらすじ

幸せになるまで死ねません!恋も仕事も夢見る少女じゃいられないアラサー女子の、心の叫びがこだまする!笑って泣いて仲間と飲んで、明日もがんばる痛快作。

感想・レビュー・書評

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  • 新年やし景気のいい本を読もうと笑。著者の本で瀧波氏が表紙ってみんな好きやろ、と思った。

    面白かったねえ。イッキ読み。著者が書く女性はみんな頭がいい。アホな振りをするのも頭が良くないとできない。わたしら世代はアホの振りをすることも求められたスペックやったのよ、信じられへんやろうけど。

    作中の女性たちの関係性がいいなあと思ってから、わたしも今わりと(おたくさん関係で)こんなふうな友人関係を築いてるな、と気づいて、わたしも捨てたもんちゃうなーて自己肯定した。面白かった!

  • 野良女
    どんなんかなと思って読み始めた。不思議と面白い。
    エロい面と現実的な所が混ざり合って
    もしかして女子の私生活ってこういうのかなって
    勝手に思ってしまいそうになった。
    結婚が早かったので 男子会 女子会というものがピンとこないけど どっちにしても楽しそうと憧れて読み終えた。

  • 日茎平均

  • おもしろかった。
    こういうふうに話せる友だちがいたら楽しいだろうなぁ。

  • 読み終わった…とはいえないな。途中で断念しました。「セレモニー黒真珠」と同じ、脇役が次作の主役という連作なのだが、田野倉は「セレモニー」のがサクサク読めた。好き嫌い分かれそうだなあ

  • いやもう下品。ものすごい下品。
    下品が過ぎて、清々しいくらい下品。
    心が洗われるほど下品。

    読者への気配りも、世の男性に対する配慮も何もかも投げすて、宮木は進む。
    あたしは女よ。何が悪い。
    その堂々とした態度。胸がすく。

    男性の皆さんは何コレ、と眉をひそめるだろう。
    あたしはこんなこと考えてない、なんて
    カワイイ女子はドン引きだろう。

    でも、これがオンナの「本音」。
    この本を読んで初めて、男と女が対等の立場に立てたのを実感した。


    一番笑ったのは「チンコ芸」。
    この年になったら男もひとつやふたつチンコ芸を持ってるもんよ、って、そうなの?
    いろいろな意味で、公共の場では読めない本です。

  • こんなに赤裸々に語っていいのだろうか?
    年代の差? 時代の差?
    これほど友人たちのことを知り尽くしていたら言いたい放題だわね。
    自分の悩みって他人からしてみれば全然たいしたことないのかも。きっと、そうね。

  • ものすごく下品だけどf^_^; 読んでいくと面白い。この内容で悲劇ぶったキャラだったらよくありそうな話になるだろうけど、つまんないだろうなー(;´Д`A なんかあっけらかんとして、道端でうっかり虫や鳥の交尾見ちゃった時みたいな気分かも。

  • アラサー女達の
    恋と仕事と結婚とみたいな話かと思ったけど
    まぁ、そんな話なんだけど
    やりたい女の人達の話でした。

    こんな話ばっかりしてるんだ、この人達。
    そうなの?
    私の周りにはそんな人いなかったけど。
    今のアラサーはそうなの?
    そんな人もいるんだろうけど。

    いやぁ、どうかねぇ。
    ちょっと下品すぎて
    少々疲れました。

  • 面白い!大人になってからの友達は自然と気が合わないと付き合い続かないんですけどみんな個性的でいい!
    いろんなことがあってもへこたれず突き進むパワーもらえるくらい笑いました。
    女同士の楽しさ伝わります。

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著者プロフィール

1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞をW受賞しデビュー。『白蝶花』『雨の塔』『セレモニー黒真珠』『野良女』『校閲ガール』シリーズ等著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション wiz』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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