身の上話

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926717

感想・レビュー・書評

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  • ドラマで気になっていたので。

    壮絶な人生はやはりどこかで歯車が狂ったからだなと。。

  • 2億円の宝くじが当たった普通の女性がいろいろある話。なんだろ、やっぱり、それだけのお金がポンと入ってきたときに、どう使うかって覚悟がないとなかなかやっかいだろうということが想像できる感じが少し楽しく、少し恐い。

  • NHKであってたドラマ版を先にみてたけど、やっぱり原作とちょこちょこ違いがあるんだね。原作の方が、淡々としてる?

  • ドラマが面白かったので原作にチャレンジ
    より詳細な背景で。
    タテブー、ヨコブーがいたとは!
    佐藤正午さんの作品は2作目
    永遠の1/2 以来

  • 文書がかたくて読んでるとしんどくなる

    笑がない
    内容がかたいからかなぁ

  • テレビドラマをきっかけに読む。
    ドラマで話の展開など、いろいろわかっていたが、原作を読んでも純粋に面白かった。

    テレビドラマでは、少し設定や物語の流れ方がちがうところがある。

    原作の方がむしろ「身の上話」の意味合いが大きくなるような気もする。
    20章くらい?だが、各章ごとが連続ドラマのような終わり方になっているので、どんどん引き込まれるような物語になっている。

    細かい心理描写、情景描写、とてもよい。

    たぶん、多くの人が「?」と思っていることかもしれないが、「一日」の表記が、徹底的に「いちんち」になっていた。
    これは、作者の意図なのだろうか。

    また、個人的には、主人公は「ミチル」なのか「香月さん」なのか、どちらが主人公、つまり「身の上話」なのかで読み方が変わってくるようにも思った。

    原作の方が、物語の流れとしてよいと思う。
    独白形式、なのかな。すごく面白かった。

  • 面白かったです。
    毎日を普通にこなしながら、流されながらぼっーと生きていく、普通の女の子ミチルの描写が上手い。
    考え方が浅い彼女だから、ああなったってのも納得。
    でも、彼女みたいなタイプの女の子って(宝クジ当選なんて事はないけど)、実際にいる。だから、女性読者には好かれないと思います。

    ドラマは見なかったけど、戸田恵梨香がミチルを演じたのも合ってると思う。

  • ドラマと同時進行で読みました。
    ドラマはかなり忠実に作ってあったと思います。
    自分の思い通りになると思っていた男との力関係が急に変化する、のですが、身につまされる思いでした。
    後味はあまりよくないけど、最後は収まるところに収まってよかったと思います。

  • 図書館で借りてきたら、以前読んでいたことが判明。
    設定に覚えはあったんだけど、こまかい話はすっかり忘れていた。
    でももう一回読み直すほど面白くはなかった。

  • 10年02月読了

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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