- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334926762
作品紹介・あらすじ
「死んじゃった…あたしが殺したの」有坂香織は、妹の部屋で見知らぬ女性の死体に遭遇する。動揺のあまり逃亡してしまった妹から連絡があったのだ。彼女のかわりに、事件を隠蔽しようとする香織だが、死体があってはどうにもならない。どこかに捨てなきゃ。誰にも知られないようにこっそりと。そのためには協力してくれる人と、死体を隠す入れ物がいる。考えあぐねて、窓から外を眺めた香織は、うってつけの人物をみつけたのであった…。会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。…クルマに死体を積み込んで。烏賊川市周辺で、ふたたび起こる珍奇な事件!探偵は事件を解決できるのか?それとも、邪魔をするのか?驚天動地のカタルシス。
感想・レビュー・書評
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東川篤哉さんの作品で面白そうなタイトルだったので読んでみました…主人公の二人を中心にクセのある登場人物ばかりでシリアスなはずの事件なのにちょっとコメディチックで笑えるミステリー?みたいな感じで面白かった!
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単純にとても面白かった!死体遺棄をやっておきながら、罪の重さを感じさせないというか、ふたりのやり取りが面白くて、読者に感じさせる隙を与えない、という感じだった。このふたりどうなるんだろう…と思うと、最後まで目が離せなかった。
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烏賊川市シリーズの長編。今まで読んだシリーズの中でこれが一番面白かったし一番惹きこまれた。トリックはしょうもなかったりもするんだけれど。ドラマ化すると絵になりそう。2013/164
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軽くてサクサク読めるから楽やけど、、、。
物足りない、、、。 -
「私が殺したの」逃亡した妹からの連絡を受けて、事件を隠蔽しようとする香織。まずは死体をどこかに捨てなきゃ。烏賊川市シリーズ第5弾。伏線や謎解きもしっかりしたコメディミステリ。構成が上手できれいに纏められていました。
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3.6
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まさにどんでん返し