- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334926793
感想・レビュー・書評
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表紙が怖すぎますよね。
でも内容はそこまででもなかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電気人間というある地域限定の都市伝説をテーマに論文を書こうとした女子大生が、フィールドワークの最中に不審死。心不全でどう見ても事件性はないが、続いて彼女が死ぬ前に会った老人、彼女の死を調べていた幼なじみの高校生も死体で発見される。果たして電気人間の仕業なのか。これらの事件を調べ始めた雑誌ライターは地下壕近くを調べ回る小学生と知り合い、謎を解こうとするが…という話。
先日『5A73』を読んだので久々に再読。細かいところはすっかり忘れていたがメインのネタはさすがに覚えていたので再読が楽しく、前回読んだ時より著者の趣向が際立って巧いなと思った。 -
読了日2010/02
この作者の本は初めて。
表紙がかなりマニアックで引くけど、中身もかなりひねくれてて、単純な私の脳みそじゃぁ、理解するのが難しかった。
えっ?えっ?えっ?って感じで終わっちゃいました。
きっと、頭の悪い私には高度過ぎたのかも(笑)
たしかに、ラスト前の章のラスト一行は、「なにぃ~?!」って感じで前の章を思わずザーッと見直してしまったけど、全体的にぼんやりしてる感じ。
白黒はっきりが好きな私には向かなかったかな。 -
神の視点と思わせて第三者の視点だったという方法は他でも良く見ますね。でも、第三者がまったくいないように振るまわせるのは難しいし、人間の視点だから他人の考えまでは記述できない、という欠点があります。それを電気人間という方法で解決してるわけですけど、そこに超常現象使ったら何でもありじゃん、という気がしました。動機もあんまり納得できないし、イマイチと思う私はホラー読むのにむいてないのかもしれません。
でも、あんなに存在を議論されてた電気人間が実は最初からあっさりいたのは面白かったです。
取材した詠坂が電気人間実在のラストでしめくくったという伏線は面白いと思いました。 -
うーん、評価に困る!少なくとも、人を食ったような作風は大きな個性。タイトルもクール。
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電気人間読み終わった。
本編ラストは笑えたし、本編終わってからも楽しませてくれた。
韮澤と剣崎のやりとりはどことなくアニメぽい。
まぁ、俺はどっちかと言えば遠海事件のが好きだったけどね。そもそも、あんな非科学的なやつネタにするなんてナンセンスだよ。佐藤誠のが良かったわ。トミー、また何か良いミステリあったらおしえ-
いやー、こういうメタ的な要素をうまく扱うミステリって、非科学的でも面白いときあるからさ。まあでも電気人間より、遠海事件のがいいよな。
最近...いやー、こういうメタ的な要素をうまく扱うミステリって、非科学的でも面白いときあるからさ。まあでも電気人間より、遠海事件のがいいよな。
最近読んでないから見つけたら教え2014/06/27
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ホラーとミステリーが融合した作品ですが、「電氣人間」というオカルト素材が全く活かされていないので、全体的にホラー特有の緊迫感や恐怖感が伝わってきませんでした。
また、中盤から終盤にかけての「電氣人間の正体」を推理で展開するところはなかなか面白かったのですが、推理自体は半ば強引でしたし、動機の説明は一切触れずに終わっています。ミステリーの締め方としても不満が残りました。
最後のオチは、確かに衝撃的でしたが評価が分かれると思います。