雨月物語

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著者 : 岩井志麻子
  • 光文社 (2009年10月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926847

雨月物語の感想・レビュー・書評

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  • 「雨月物語」の岩井志麻子編。
    女の情念がテーマ。

  • 岩井志麻子さんらしい語り口の「きょーてぇ」本。以下、読書メモより。


    上田秋成の母の語り

    菊花の約(ちぎり)
    友人をひたすら待ち焦がれる男

    白峰
    宗徳員の妄執とそれをいさめる西行法師

    浅茅が宿

    夢応の鯉魚

    仏法僧
    不破万作はいわゆる「性同一性障害」だった?

    吉備津の釜
    語り部が意外! 岩井志麻子らしい。

    蛇性の淫
    白蛇の淫靡(いんび)な美しさに囚われる男の
    恐怖

    青頭巾
    人肉を食べる鬼が成仏する話。

    貧富論
    宇宙の真実。お金の話

  • 私には、つまらなかった。小説にも向き不向きがあるのでしょう。

  • 2014年6月14日

    装画/タダジュン
    装幀/丸尾靖子

  • 生きている人間にとって嫉妬・妄執・未練…そんな感情から時は放たれる事はないのでしょうか。 この物語にはこの世に色々な想いを残した幽霊たちが出てきます。特に女の幽霊がとても心に残っているのは私が女だからでしょうか。 私は死後の世界があるとは思ってはいませんが、もしそんなものがあって、未練があるといつまでも解放されないとするならば、、死とはなんと恐ろしいものなんでしょうか。 なんとなく無情な気分になった本でした。

  • 岩井志麻子の雨月物語。雨月物語なんだけど、らしさがでているところはさすが。
    女の情念という一貫したモチーフからの切り口も面白い。
    でも初めて雨月物語に触れる人には向いていないかも。
    本当に難しいところだけど、岩井志麻子らしいところが、雨月物語をほんの少し別の方向に物語を向けているのよね。

  • 志麻子さん版雨月物語。女のいや~な部分描くの巧いなあ。でも一気読みはできない。辛くなってしまうから。
    「吉備津の釜」と「青頭巾」がよかった。

  • 語りべがぽつぽつと話しながら進めていくところが怪談らしくてよかったです。
    個人的には「青頭巾」が好き。快庵禅師がツボすぎた。

  • 亡くなっていながら成仏できずに漂いながら見聞きしたことがら9編が取り上げられている。「吉備津の釜」など岡山に関係する内容もあり興味深かった。

  • 上田秋成の世界が「女の情念」でよみがえる。ホラー小説の鬼才が独自の解釈で描く江戸怪異小説の妙(「BOOK」データベースより)

    すんごい岩井さんらしい作品に仕上がってますね。
    好き嫌いが分かれそうな感じ。
    私はこういったどろどろしたお話が読みたかったところなので、タイミングがよかったかも。
    ややくどい部分もありましたが、思った以上に面白く読めました。

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雨月物語の作品紹介

上田秋成の世界が「女の情念」でよみがえる。ホラー小説の鬼才が独自の解釈で描く江戸怪異小説の妙。

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