カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社
3.25
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本棚登録 : 5769
感想 : 781
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926946

感想・レビュー・書評

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  • 初期の東野圭吾が好きだったので、
    刑事物が苦手だったので
    遠ざかっていた。

    こちらは刑事シリーズでないので
    読んでみたが大変おもしろく
    一気に読めた。予想しなが読んでいくうち、
    どんどん展開していくスピード感溢れている。

  • 伏線があらゆるところに隠されてて、それが一つ一つ紐解かれていくのがとても面白かった。東野圭吾ワールドに見事に引き込まれた1冊。

  • 終盤で急展開だったが、犯人の子供であるしんごくんがどうなったのかが気になったまま。

  • さすが東野圭吾の本だな、と思った。この事件の真相はこうかなと、こちらが予測している範囲をどんどん塗り変えて、どんどん話にのめりこませていく。遺伝子の研究もスキーの話もこちらはまったく素人なのに、とっつきにくさを感じさせない文体が、うまいなと思う。
    たとえ才能があっても、その才能を花開かせたいかどうか、本人の気持ちがついていかなければ、きっと難しいのだと思う。題名からうすうす察しがつくように、遺伝子に優秀な情報があっても、それをどうするかはやはり本人の意志なのだろう。
    たとえ自分に秀でた才能がなくても、それも自分だと認めて人生をしっかり生きていけること、それも大切なことのように思う。

  • プロスキーヤーの話

  • 面白いし感動する。
    ちょっと詰めが甘いような気もしたけど、持って行き方には共感できた。

  • 誰も心の底から悪人ではないのに、罪の意識を持っていて読んでいて辛かったです。結末はこれはこれで正しいのかなと思いました。

  • !!

  • 2013/4/22

  • いっき読みでした。

    途中でカラクリがわかっても、ページを進める速度が落ちませんでした。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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